生保レディは正社員として働いているのですか？ 彼女が生保レディ(保険外交員)として保険会社（M.Y社）で働いていま…

Question

生保レディは正社員として働いているのですか？

彼女が生保レディ(保険外交員)として保険会社（M.Y社）で働いています。 労働環境が劣悪で残業代なしで月収は10万ほどらしいです。
本人は個人事業主として正社員雇用されていると言っているのですが、労働法規にて照らしあわせると正社員としての雇用契約ではなく、””請負””として個人事業主として働かされているように思います。それに個人事業主契約で正社員という言葉も意味がわかりません。
当方、理系出身で法規関係はまったくの無知です。転職を考えているそうなので手助けになればと考えています。

下記のような条件で働いています。
●残業代はなし
●経費は全額自己負担

どたなか生保業界と法規に詳しい方がいましたら、御教授ください。

Answer 1

保険外交員は、普通の雇用形態が違います。

月収も「給与（１）」と「外交員報酬（２）」の二本立ての収入となります。

その為、月々固定された給与取得と個人事業主として事業所扱いとなる外交員報酬とに分けられます。

「外交員報酬」は「報酬」と名がついていますのでその外交員の頑張り具合、つまり、契約高次第、保険料次第ですよ。

（１）給与は普通の給与と同じように、課税支払額－給与所得控除＝給与所得となり、これが比較的薄給です。

（２）報酬部分は所得控除が使えます。さらに報酬額の●％を経費として認めてもらえるようです。

会社からは、給与にかかる源泉徴収票と報酬にかかる支払調書をもらえるはずですから、本人が言うように「個人事業主として正社員雇用されている」訳です。

（１）と（２）の所得の合計額から基礎控除・扶養控除や社会保険料控除、生命保険料控除などを差し引いた金額が課税所得となり、確定申告時に合わせて本人が申告します。

保険外交員は、労災保険・雇用保険・社会保険の加入対象になるかどうかは「保険外交員」という名前は関係なく、その勤務実態で判断されます。

つまり、
・その職務の内容
・服務の態様
・賃金の算出方法
・時間管理がどうなっているか
・指揮命令がどうなっているか
・外出中も携帯での連絡を義務付けているかどうか
等から総合的に判断して、事業主の支配拘束・指揮命令を受けている者は、被保険者となるとされています。

どの保険会社の保険外交員も、９：００～５：００の勤務ではありません。 勿論、顧客の希望等で夜の訪問や休日の訪問もあり、残業代もありません。（一般的な営業マンにも残業手当はないでしょう）

当方は「契約希望」とメールで連絡したところ、日曜日にもかかわらず所長と２人して１時間後にやってきましたね。

特に年収１０００万円以上の外交員は２４時間、昼夜を問わず働いています。 その分、労働環境は劣悪とも言えますが、（２）があるから頑張るのです。

（２）があるので、どの外交員も男性顔負けで働こうとします。 頑張った分だけ女性としては退職金・年金も馬鹿にできない額です。

「月収は10万ほどらしい」との事ですが、多分（１）のみで（２）のランクとしては低い方ではないでしょうか？

つまり、契約が取れていない・成績不振な外交員の方ではないでしょうか？

この世界は、学歴等は問わず、本人のやる気と顧客に対しての気配りが出来る、やりがいのある世界です。

契約は、その外交員の財産ですので一旦退職してもその翌日から外交員として、又働き出します。 外交員で財を成す方も多いのも事実です。

転職希望との事ですが、もしかするとこの仕事に向いていないのかもしれませんね。

Answer 2

保険会社とどのような契約を交わしたかによって異なるので知恵袋で回答を求めるのなら詳細で個別具体的な契約内容の開示が必要です。
契約内容は不明、保険会社名は秘密、質問者は匿名ではお答えのしようがない。

Answer 3

雇用契約と委託契約を結んでいるのだと思います。

雇用契約では給与をもらい、委託契約では保険契約を取ったら報酬をもらいます。

給与所得＝給与ー給与所得控除
事業所得（青色）＝収入ー経費ー青色申告特別控除
合計所得＝給与所得＋事業所得

Answer 4

一般に生保レディと呼ばれる方は、雇用契約ではなく請負契約です。よって労基法の保護はありません。