解決済み
これだけ機械化や人工知能が拡大したのに雇用が減らないのは何でですか?イギリスの名門大学の研究でも2025年までには、今の人間のしている仕事の50%以上が、 人工知能に置き換えが可能とされています。 スーパーのレジ、ファミレスのウエイトレス、薬局の薬剤師、 タクシーや鉄道の運転士、会計士、医療事務、一般秘書、調理人(調理師の下で働いている労働者)などの多くが上がった。 またイギリスのオックスフォード大学の研究では、日本の生産性の低さから、 日本は先進国最大の67%の人間がしている仕事が人工知能に置き換えが可能としている。 アメリカでは42%、イギリスでは44%の人間がしている仕事を10~20年後の間に 置き換えが可能としている。 その割に雇用が減ってないのは、無理に機械でできる仕事を雇用の為に人を使っているのか、 それとも機械化され、複雑化して人手が必要になっているのか?
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ざっくり2つの理由があると思います。 1つが、技術的に機械化可能かどうかと、実際の費用対効果は別問題ということ。 2つ目が、機械化・自動化に伴って、仕事の在り方も変わるから、ということ。 まず1つ目ですが、人を雇うより金がかかる自動化だったら、やる意味ないんです。コストを度外視して、機械に置き換えられると言っても無意味です。人で安価にできる仕事を、高コストの機械に無理矢理やらせる経営者はいない。 レジの自動化を考えてみて下さい。 今のシステムのまま無人化する=セルフレジとして、店員がやっていたスキャン作業を客自身にやらせるだけ。やる人が変わるだけで、実質的には全然自動化ではない。客にやらせたところで、作業が遅い人、やり方が分からなくて結局店員を呼ぶ人、機械のトラブルで、逆にコストと人手がかかって、導入したものの、結局従来のレジに戻すお店が後を絶たない。客側の立場からしても、前にいるばーさんがチンタラやっていたらイライラするだけ。 慣れたパートタイマーが高速でレジ打ちした方が、結局時間もコストも抑えられて、顧客満足度も高いのであれば、従来通りレジ打ち人員を配置した方が、費用対効果が高いということになります。 商品ひとつひとつをスキャンしなくても精算出来る、全く新しい画期的なシステムがあれば話が変わりますが、それもまた、新システムの開発と導入にかかるコストを計算しなければいけません。現状は、それだけのモノが存在しない。 2つ目の、自動化に伴って仕事が変わるというのは、今までも、常に起こっていたことです。 スーパーで言えば、30年も前は、商品ひとつひとつに、値札ラベルを貼っていました。今はそんなこと不要で、商品のJANコードをスキャンして、コンピュータで値段が分かりますね。自動化されて、作業がひとつ減っているわけです。その分、人員を減らしたスーパーもあるでしょうし、手間が減った分、顧客対応を充実させたりお掃除を強化したり、他の仕事に時間を回したりもしたでしょう。手間が減った分、パートのオバサンのおしゃべりが増えただけのスーパーは潰れます。 駅が自動改札になって、駅員自身が切符を切らなくて良くなった分、安全対策により多くの人員を割ける。薬局も薬の用意が自動化されれば、薬の説明を丁寧にしたり(昔は説明らしい説明なんてなかった)、患者の家に行って薬の整理をするなどの仕事の内容がシフトしていくわけです。 また、機械化で局所的に人員が減ったところで、機械の製造・メンテナンスに雇用が増えます。ここ20年くらいで、システムエンジニア関係の職が飛躍的に増えたはずです。 そのように、機械に任せられる仕事を機械にやらせる一方、機械が出来ない仕事を充実させるべくどんどん変化していくので、そのまま単純に置き換わることは、ありませんよ。
なるほど:2
人工知能は予想以上に進行していないそうですよ。 会話などは裏で人間が修正しているそうです。 そこを辞めた人間の証言です! 勿論、それ以外の理由もあります。
住む地域が拡大する様に雇用も形体を変化させています。インダストリーは時代を進化させます。例、江戸時代に一人をカゴで運んでいた今は自動車や飛行機や船などアイテムが増えました、まあ人口も増えてはいますが雇用や仕事が進化した為に人はまた次の仕事へと移行されるのです。また、減っていない職場は機械化が遅れている処が多い様に見えます。儲けが増えない産業に自動化に失敗している業種が見えます。今の日本が低迷している部分です。新しいチャレンジが周りに見られない、いつも通りしかヤラ無い会社が多い。冒険はしない経営者が増えてしまったのか?。対外の企業は費用対コストを考えています。したがって設備投資の場合人が減るも内容にに入っていますので人が減らない、効率が上がらないはインダストリーに失敗している可能性が高いと思われます。
江戸時代には8割の人間が百姓だったと聞きます。 生産性が上昇すると農業で労働需要が飽和するのと同時にそれまであきらめていた贅沢品の生産へ労働者が移動します。 例えば機械の製造などの2次産業が発展し、それも生産性が上昇し飽和するとサービス業などの第3次産業へ労働者が移動します。 そうやって産業構造が変化しながら経済規模は大きくなってきました。 現在でも少しづつ従来型産業の雇用が減りながら新しい産業へ労働者は移動しているのではないですかね。 例えば今の収入では海外旅行へ思うようにいけない、子供を学習塾に入れることができない、外食をもっと増やしたいといった需要を満たすことができない人がたくさんいるのであれば、生産性が上昇し労働者が不要になった分それまであきらめていた付加価値の生産へ労働力をまわすことができます。 このような産業構造の変化が起きないときには2つ原因が考えられます。 経済規模が大きくなっているのにそれに見合った貨幣が供給されない場合。 この場合にはデフレとなって取引は停滞し労働者は移動できずに不要になった労働力は失業者となります。 もう一つは労働者が、生産性が上がった分を新たな付加価値の生産にまわさずに余暇とするか、労働力を提供してでもこれまであきらめていた付加価値を手に入れたいと思うかを天秤にかけて、余暇を選択するようになった場合には産業構造は変化しなくなるでしょう。 しかし今はまだその段階にはないと思います。 また、日本で生産性が低い原因は長期デフレ不況が要因の一つにあると思います。 デフレというのは労働力が余っている状態ですので、インフレの状態の経済と比べると労働力は割安となっているはずです。 新たに設備投資するよりも労働市場に有り余る労働力があれば非正規雇用で十分と考えるのではないでしょうか。 非正規雇用であれば景気が悪くなったときにすぐに切り捨てられますから。
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