なぜゲーム業界の就職率が10％なんですか？

Question

なぜゲーム業界の就職率が10％なんですか？つまりゲームの学科のある専門学校を卒業しても10％しか就職できないと言うことですか？
解答よろしくお願いします。

補足

少し間違えました
10人に1人しか就職できないと言うことですか？

Answer 1

大学、専門でゲーム系講師経験者です。

複雑な事情があります。

先ず、小学校でも、中学校でも、高校でも
学校の授業は「簡単な事」から始まり、
「難しい事」を勉強していきます。
ゲーム系の大学や専門も、同じです。
「入門レベル」から勉強していきます。

しかし、今のゲーム業界で要求されるレベルは
極めて高くなっています。
そのため、卒業までに業界で要求される
高いレベルの内容まで授業に組み込むと
授業の速度は、極めて高くなり
学生の大半は、授業について来れなくなります。
（実際に、大学で、そこまで授業のレベルを
上げた経験がありますが、十数人いた受講者が
最終的に1人しか残らなかった場合があります。）
（以前、存在したゲーム系の塾では、ゲーム会社への
内定率が98％の例がありますが、「卒業率」が
50%以下でした。そこまで厳しい授業が必要と
言う事です。）

そのため、学校としては、「学生がついて来れるが、
ゲーム業界への内定率が低くなる」か「学生は大半が
落ちこぼれるが、ゲーム会社への内定が多い」を
選択する必要があります。
しかし、後者の方法は学校として、社会的に許されません。
そのため、前者の方針の結果、独学で実力を
つけられる一部の学生のみ、ゲーム会社への
内定を得られ、その結果が10％前後と考えて下さい。
（当然ですが、その他の学生はゲーム会社以外に
就職するので、「内定率は100％近く」になります。）

Answer 2

その１０％のデータの出所が分かりません。
どこから出てきた数字ですか？
専門学校から出た数字？
何を分母としての１０％ですか？

とりあえずその数字を信用したうえで数字上の問題とするなら、「１０人に１人しか就職できない」か「１０人に１人しかゲーム業界に就職しなかった」、ということになりますね。

「できない」だけではなく、「（卒業生の意思で）しない」ということがあります。
たとえば、ゲームプログラマーやクリエーターを志望して専門学校に入学したけど、優秀なので別の会社を勧められてゲーム業界に就職しなかったという卒業生もたくさんいます。

もちろん、ゲーム業界はプログラマの世界の１分野でしかありませんから、ゲーム業界だけをターゲットにすれば狭き門ですので、「できない」人も多いでしょうけどね。

蛇足
「１０％しか・・・」という気持ちならゲーム業界を志望などしない方がいいですよ。
就職率はギャンブルではありません。ほかの人より努力して実力をつければ「その１０％に当然入れる」のですから、あなたの合格率を１００％にすればいいのです。
情熱をもって、頑張ってください。