質問者さんがまだ高校生以下であれば、まだそんなに絞り込まずに、広い視野を持ってください。 「未来への食卓」を見て、例えば「農薬や添加物などの化学物質なんてけしからん!無農薬、オーガニックは素晴らしい!」みたいな考えになったとすれば、 それはかなり偏った考え方です。 農薬や添加物は決して毒でもないし、現代の食生活を支える重要なファクターです。 また、太古の昔から使われてきて人類に貢献してきたものもあります。 例えば、イギリスの食品基準庁は、2003年に「オーガニックは安全性が高いとか栄養が豊富であるという科学的根拠は無い」という発表をしています。 逆に言えば、「自然」は別に人間のために存在するわけでもなく、自然界にもいくらでも毒性物質はあふれています。人の手が加わらないから安全、なんてのは根拠がありません。 危険な自然物を人間の手で低毒、無毒化して食糧にした、なんて例もいくらでもあります。 まずは職業がどうこうの前に、食品栄養学、食品衛生学などをまんべんなく勉強してみたらどうでしょうか。 とりあえず参考になる本を紹介しておきます。 「ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想」 https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%AE%E3%80%8C%E9%A3%9F%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%80%8D%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E2%80%95%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%B9%BB%E6%83%B3-DOJIN%E9%81%B8%E6%9B%B828-%E7%95%9D%E5%B1%B1-%E6%99%BA%E9%A6%99%E5%AD%90/dp/4759813284 質問の答えにならないことを長々と書いてしまいましたので、最後に少しだけ食品添加物にかかわる仕事としては、 例えば内閣府食品安全員会にて添加物や農薬、微生物などの食品リスクに対する評価をする仕事があります。食品衛生学の専門知識が必要な、かなり難関な職業になりますが。
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