解決済み
都会で大学教授になる夢を諦めて田舎の地方公務員をしています。これでよかったのでしょうか?地元の大学を卒業後、一度は就職しましたが、やりたい仕事ではなく職場環境も悪く、自分の将来に絶望し、学生時代からの夢だった大学教授を目指して関西の大学院へ進学しました。 しかし、ホームページを見る程度の下調べしかせず、研究室訪問もせず研究室を決めたのが運の尽き。その研究室は良く言えば「ゆるい研究室」、悪く言えば「活動らしい活動もしない研究室」でした。 当然、大学教授を目指している人もおらず、大学教員輩出の実績もなく、学会未経験は当たり前、それどころか進路未定のまま修了する人が過半数を超えるような研究室でした。 そのような環境だからこそ公務員試験対策に集中できましたし、地方では味わえないような貴重な体験もたくさんありましたので、修士課程の2年間が一概に無駄だったとは思っていません。 しかし、大学教授になるという夢は諦めざるを得ませんでした。 そして、今、地元の県庁所在地で地方公務員をしています。 学部新卒の時に勤めていた会社と比べると、やりたい仕事に近く、恵まれた職場環境であると思います。 あのまま大学教授を目指していても、未だにTAやバイトをしながら不安定な生活を続けていたことでしょう。 ただ時々、「今も大学教授の道を歩んでいれば、もっと満足度の高い人生だったかもしれない」「こんな田舎で一生が完結するような小さい人生ではなかったかもしれない」と思ってしまいます。 院生時代は、実地調査と称した海外旅行が趣味でしたが、田舎で働いていると国際空港が家から遠いこともあり、それすら面倒くさくなります。それで益々、今の自分が小さく、しょぼく見えてしまいます。 地元県とは言え、職場は実家から100km以上離れているので、ホームグラウンドとしてのメリットも享受できません。 連休は、帰省するか、学生時代の友人に会いに関西や関東へ出るのが最大限の「旅行」です。 院生時代の、世界が無限に広がるあの感覚はもうありません。 私の人生はこれでよかったのでしょうか?
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1人がこの質問に共感しました
ご質問を拝見しましたが、結果として、良い選択だったと思います。 私は40代後半です。 私自身も地方公務員をしており、周りには大学教授を目指している同級生の友人たちが居ます。 友人1は、現在、某有名私大の准教授です。 友人2は、現在、某無名短大のコマ講師です。 この両者の様子を見ていますと、大学教授になるというのは、特に都会の有名大学で教鞭をとるとなると、運もコネも必要な、厳しい狭き門のようですね。 友人2のほうが、経歴的にはずっと上です。超有名大学、超有名大学の大学院、米国大学院、とある学術賞を受賞、でも未だにコマ講師生活。ご実家が豊かだからできる生活です。 その点、友人1は、中堅私大からその大学の大学院を出て、民間研究機関から准教授へ。友人1は、世渡りも上手く、豊かな人脈に恵まれています。でも、40代後半で何年もずっと准教授のままです。このままずっと准教授かも、と危機感を抱いています。 どちらも、とても頑張っています。 すばらしい、自慢できる友人たちです。 しかし、友人1も友人2も、地方公務員をしている私の生活がうらやましいと言います。 親のすねもかじらず、自立して安定した収入を得ていると。 もちろん、お世辞も含まれているかもしれませんが(笑)。 それくらい、隣の芝生は青いのです。 質問者さんは、やりたい仕事に近く、恵まれた職場環境だなんて、自慢すべき素晴らしいことです。 100人の人がその言葉を聞けば、100人が素晴らしいと言うでしょう。 質問者のことを、みんながうらやましいと言うでしょう。 質問者のどこがしょぼいのでしょうか、胸を張るほうがいいです。 素晴らしいことです。 もっと自覚してください。 若いときに海外旅行に行きたかったのは、若かったからです。 旅行が面倒なのは、年をとったからです。 大学教授を目指さなかったからではありません。 旅行を兼ねて会いに行かれる友人がいる、そして会いに行かれるお金もある、体力もある。 何が問題なのですか。 大学教授を目指して不安定な生活をしていたなら、なぜあの時公務員試験でも受けなかったのだろうかと、きっと思っているでしょうね。 どちらの道を選んでも、そんなものだと思います。 何か一旗揚げたいなら、専門分野で投稿論文でも書いてはどうですか。 週末にでも、コツコツと。 学術賞でも受賞できたら、かつての同級生にも一目置かれるのではないですか。 少しずつ準備して、論文発表などは定年後でもいいともいます。
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ほぼ完璧に近い選択だと思いますよ。 都会の大学で教授というのは、アカポスの厳しさを知らないからです。大学もこれからバタバタと廃校になっていこうという時代に、大学教授なんてそうそう巡り合えるわけではありません。 その前に、すごく良い仕事をするというのが大前提となり、それが大変です。すごく良い仕事をしたとしても、アカポス自体が少ないので、大半の人がドロップアウトします。 反面、すでに地方公務員として働いているのであれば、当面は食べる心配はありません。どうしてもアカデミックな世界に興味があるのなら社会人入学して、博士号を取りましょう。その時に、良い研究を出すというのがどれだけ難しいのかを実感されたらどうでしょうか。
仕事なんて楽で収入があれば良いのです。 よほど儲からない限り拘るものでは無い。 プライベートに力を入れる時期が来たのでは? 学生は終わったのですよ。
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