決められた色を彩色する仕事は アニメの彩色担当および 漫画家のカラー原稿アシスタント、 そして塗装業ですね。 ・アニメの彩色担当とは アニメの動画担当の人が描いた線画に パソコン上で指定の色をつけていく仕事です。 ただこれは誰でもできるだけに 普段は修行の足りない動画アニメーターが 業務に回されたりと、 専門部署として募集するほどの人手不足は あまり起こらないのが現状です。 ・漫画家のカラー原稿アシスタントは 絵は上手だけど塗りが下手な漫画家に代わって カラー原稿をかっこよく塗り仕上げるお仕事です。 こちらはアニメの平面塗りとは違い、 絵柄のイメージに合わせて陰影や質感を上手に出す 技術が求められます。 ただ、下手でも自分で塗ることにこだわる作家の方が 当然ながら多いので こちらもあまり需要はありません。 ・最後の塗装業は 家の壁にペンキを塗るお仕事です。 家の壁は外気にさらされて毎日劣化してますので だいたい10年おきぐらいに塗装しなおすのが 家を長持ちさせるコツです。 ですから仕事はけっこう多いです。 外での仕事である以上、体力勝負ですので この道を考えるなら身体もしっかり鍛えて 少なくとも熱中症に強くなっておいてください。
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