ゲーム業界の就職について質問です 私はゲーム業界への就職を目指して３DCGを勉強しています 私は３DCGはデッサ…

Question

ゲーム業界の就職について質問です

私はゲーム業界への就職を目指して３DCGを勉強しています
私は３DCGはデッサンがすごく重要だと聞きました、
企業の説明会でも「デッサンは重要視しています！」
「デッサンを一番見ます」
などすごくデッサンの評価を見る声があるので、猛烈にデッサンを練習していました。

ところが、ある日とある学校の説明会で個人面談をしました。
その面談をしてくれた先生は「デッサンはそんなに上手くなくてもいい、なぜならデフォルメができないから、幅が広がらない。」
という答えをいただきました
私はデッサンができてこそのデフォルメだと思っていたのですが、違うのでしょうか？

そこで質問です、
ゲーム業界で３DCGの職に就くには、デッサンは完璧にできたほうがいいのでしょうか？
この質問の答えによって勉強の内容を変えなければいけないので、なるべく理由や説明も書いていただければ幸いです。

どうかよろしくお願い致します。

Answer 1

俺はＣＧデザイナーなんだけど
デッサンをすることって絵を上手く描くことそのものが重要なんじゃなくて、そもそもデッサンていうのは物の形を把握したり質感を表現したりと、そういうことの練習をすることがデッサンなんだと思うんだよ。
でな、ＣＧっていうのはものをＰＣ上で立体物として作って質感をつけるわけだろ？
で、そういうのが上手くできるようになるためにまず基礎としてデッサンをしっかりできるようになりましょう、ってことがそもそもの目的なんだと思うんだよ。
だからまぁ「デッサンを描く目的は作品を描くため（ゲーム業界ならゲームを作るため）であって、デッサンが上手くなるためではありません。」
という認識でほぼ合ってると思うな。

でな、別に全く絵やらデッサンやらができなくてもＣＧ作れるんなら別にいいんだけど、まぁ総じて絵ごころのない人間はやっぱりＣＧも下手なわけ。
で、専門学校とかって時間が限られててな、極論するとデッサンがとても大切です、って言われてずーっとデッサンの勉強ばっかりしてて、デッサンは上手いんだけどＣＧを一つも作りませんでした、てんじゃやっぱり受からないよ。
それだと絵しか描けない人になるわけだから、所詮趣味に毛が生えた程度のＣＧ専門学校のデッサンじゃ美大連中になんかまったく歯がたたないわけで、ＣＧの専門学校でデッサンもやるけど、ＣＧそこそこ勉強して会社入ったら少なくともポリゴンとはなんぞや、リグとはなんぞやくらいの技術はつけておきましょうってことが本来の目的なの。

例えば大手ゲーム会社なんかだと新人を長い目で見て育てていったりするだろうからＣＧソフト使えなくてもいいからとにかくアナログの基礎能力が高い人が欲しいかもしれないけど、逆にＣＧプロダクションとか小さいゲーム会社とかはデッサンがいくらできてもそれなりにＣＧソフト使えて３Ｄ作れなくちゃ話にならん、みたいなことになるのよ。(ま、俺は大手に行ったことないから実態は知らんけどな)
それにまぁデッサンとか２Ｄが好きで自信がある人っていざ３Ｄやってみるとめんどくさすぎて普通に２Ｄのほうがいいやってなる人多いしね。

ちなみに俺は専門に行ってたんだが、２年とか限られた期間でＣＧ勉強して作品作って就職活動せにゃならんから、入学した段階で美術部が描くデッサンくらいは描けてるといいかな、と思うよ。
なもんで３Ｄやるんなら俺ならデッサン４割、ＣＧ６割くらいをオススメするよ。(まぁ今何歳くらいなのかによっても違うだろうけど)
欲を言えばだけど予備校のデッサンくらい描ければ何も問題ないかな。というかそんくらい描けるんだったらはっきり言って専門のデッサンなんて適当にちゃちゃっと描いてあとはＣＧの練習してたほうがいいと思うね。
ちなみにそれくらい描ける人は多分クラスにいないか、いても美大からＣＧやりたいって言って来た特殊な人くらいだと思うね。
ちなみに知り合いのデザイナーの会社で美大生とったっていってたけど、ＣＧソフトの使い方がさっぱりわからんみたいな感じであっという間にやめちゃったっていってたね。

速攻で辞めるか将来大物に化ける可能性があるのは美大とかでしっかり絵を学んだ人で、そのへんのＣＧデザイナーになるのが専門学校って感じかな。俺のようにね。ま、こういっちゃ自慢のように聞こえるかもしれんがそのへんのデザイナーになって数年ＣＧ続けるだけでもかなりの努力と忍耐力が必要になると思うけどな。

ま、でもそんなに小難しく考えるなよ。
今はデッサンやりたいなーと思えば一心不乱に鉛筆動かしゃいいし、そろそろＣＧやりたいなと思えば黙々と頂点動かしゃいいんだ。
俺はそんな感じでやってたぞ。

Answer 2

質問者さんの考えで概ね合っています。デッサンはデザインの基礎となる技術であり、デフォルメ等の小手先の技はそれからです。どこの学校かは分かりませんが、そのおかしな講師に言われた事は、忘れていいでしょう。
デッサンはひたすら積み重ねで巧くなっていくものなので、完璧というものは存在しません。仮に何処かへ就職できた後も、可能ならば続けるべきです。決して無駄にはならないでしょう。