出版業界は不況真っ只中で潰れるのを待つ状態。 この印刷不況に出版に就職したいとか言うのは学力以前に仕事(商業)に向いてないね。
出版社って、知名度の割に小さな会社です。出版大手と言われる講談社、集英社、小学館あたりでも、1000人未満の会社で、毎年の採用も15人とかしかありません。秋田書店とかなら150人の規模です。それゆえ、高競争率になるわけです。 講談社の試験の様子です。エントリーからは高確率で通過しますから、学歴フィルターはないでしょう。 http://kensawai.com/blog/%e8%ac%9b%e8%ab%87%e7%a4%be%e3%81%ae%e7%ad%86%e8%a8%98%e6%8e%a1%e7%94%a8%e8%a9%a6%e9%a8%93.html こういう競争を勝ち抜いて採用されても、大半は営業配属です。編集とかにたどり着くのは、応募者の1000人に1人くらいです。
こちらが非常にわかりやすい。 ttp://blog.livedoor.jp/editors_brain/archives/1647326.html 『編集は「学歴社会」でなく、これ以上ないくらいの厳しい「実力社会」だ』『 「肩書きとしての有名大学」でなく「有名大学に入れる頭の良さ」が必須』 >>自分のようなものでも希望はあるのでしょうか? 大卒であれば希望はあります。希望があるからこそ、大手出版社の採用試験には数千人単位の応募があるのです。質問者さんみたいな境遇の方が大挙して応募するのです。「希望」がないなら今ごろ採用試験の応募者数は十分の一くらいに減ってるんじゃないでしょうか。 「希望がある」ってことは、いちめん、「ライバルがメチャ増える」「競争倍率がとんでもなく高くなる」ということをも意味します。 ちなみに出版業界ってのは少数の指揮官(出版社勤務者)と多数の兵隊(下請け)によって成り立っていて……。兵隊であればもう少し間口は広がります。しかしそれはそれで修羅の道だったりするのです、これが。
出版業界に限らず、マスコミ業界は、ショービジネス業界=芸能界みたいなイメージで考えてください。 AKBでアイドルをやろうとすると、毎週土日は握手会で丸二日拘束されます。そこに労働基準法はありません。バンドマンや映画監督や漫画家も固定給・残業代・有給休暇などなく、自分のやりたい表現を自分でやって売れたら自己責任売れなくても自己責任の自営業です。 書店に並んでいる大手雑誌の編集後記に名を連ねている編集者で、週5の仕事を別に持ちながら、週一で月刊誌の編集でノーギャラ労働している人もいます。ノーギャラで長期働けるなら業界に入るのは簡単で、そこで実績を作ればどうにかなるかも知れない。芸能で言えば、ビートたけしさんの運転手をすれば、たけし軍団としてTVに出れるわけです。 マスコミと言っても地味な仕事もいっぱいあって、刷り上がった本をトラックに載せて運ぶとか、バンドの楽器やアンプをトラックで運ぶ、雑誌に広告を載せてもらえるよう広告営業を飛び込みでする。などの仕事は労働基準法に基づいたギャラが出ることもあります。 世の中には地味な専門誌もあって、農業関連ですと「農耕と園芸」「現代農業」のような写真雑誌、「農業技術」「農林経済」と言った活字雑誌があります。地味で専門的になるほど、労働条件は一般企業に近くなって、労働基準法が守られる世界です。 会社員のつもりで出版目指すなら止めた方が良いです。日本でトップクラスの漫画雑誌の編集者でも無名作家の投稿作から、アニメ化レベルの漫画家を5年以内に育て上げられなければクビの世界です。
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