大学の卒論として看護研究があるのですが、テーマが決まらず悩んでいます。初めに私が考えていたテーマでは心理的すぎて、研究す…

Question

大学の卒論として看護研究があるのですが、テーマが決まらず悩んでいます。初めに私が考えていたテーマでは心理的すぎて、研究するには難しいと言われました。将来オペや外科系に行きたいと考えているので、領域は成人の急性期で看護研究を行います。他の実習と並行しつつ研究を行うため、できれば研究しやすいテーマがいいのですが、どのようなものがいいでしょうか？ヒントでもいいのでお願いします。

Answer 1

＞初めに私が考えていたテーマでは心理的すぎて
とは具体的に何なのか，それを言わないと，回答者としても他のテーマを考えにくいと思います。

私がデータ解析で関わった看護師の修士研究で，手指を洗浄・消毒後に検出される芽胞形成菌数が，日常生活の納豆摂食頻度に関連することを示唆した研究があります。

私の研究室ブログ参照
医療従事者の手指の芽胞形成菌，興味深い結果の修士研究
http://laboratoryofbiology.blogspot.jp/2016/02/bacteria-study.html
個人的希望を言えば，この関連性をさらに調べてほしい。

ただし
＞領域は成人の急性期で看護研究を行います。
＞研究しやすいテーマがいい
という場合は，そのような分野の研究室の卒論を当ってみるほうが的確でしょう。

例えば，大阪大学の成人看護学（急性期・緩和ケア）研究室
http://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/~agns1/labo03.html
一番下に書かれた「学部学生が取り組んでいる研究」などを参考にします。

最近，私が読んだ論文で，興味深かったのは，以下の研究。

髙橋甲枝ほか（2014）
成人看護学急性期実習における看護技術の実施状況と課題
http://ci.nii.ac.jp/els/110009804854.pdf?id=ART0010305016&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1460222272&cp=
調査手段や分析法は単純ですが，問題は，多くの学生からデータが得られるかです。