司法試験予備試験に合格した方へ質問です。

Question

司法試験予備試験に合格した方へ質問です。私は都合により法科大学院へ通うことができない為、予備試験合格を目指し勉強しているのですが、皆さんが、予備試験合格までに掛かった期間、最終合格までに費やしたトータルの勉強時間、行った勉強方法、使用した教材や勉強する上で意識すべき事など、詳しく教えて下さい。
また、私はここまでに、まずインプットとして憲法、民法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法はシケタイを2周回し、行政法は基本行政法を、会社法はリークエ、商法と手形・小切手法は薄めの基本書を回し、アガルートの総合講義100を何度も聞いています。
その後、短答対策として、肢別を全教科回しています。
論文対策として、これからの予定として、旧試過去問を少なくとも10年分、予備試験過去問を全て、新試過去問を全て回そうと考えており、予備校の答練も利用していこうと思っています。
これらについて、何かアドバイス、ご意見がありましたら、ご指摘お願いします。

長くなりましたが、あまり周りに相談できる知人がいない為、こちらで質問させて頂きました。
回答よろしくお願いします。

Answer 1

予備試験、司法試験に合格し、弁護士をしております。
ろくな回答がないので、お答えします。他の回答を気にされる必要はないと思いますよ。
しかし、合格するためには、勉強方法を見直す必要があると思います。

結論からいえば、司法試験を含めても、私がした勉強は、質問者様の半分以下の量です。予備試験までに600時間、司法試験までにプラス500時間が、私の勉強時間です。
これは、私が優秀なのではなく、質問者様の勉強量が異常なのです。
質問様は勉強量だけでいえば、もう合格していないとおかしいレベルです。

＞憲法、民法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法はシケタイを2周回し、行政法は基本行政法を、会社法はリークエ、商法と手形・小切手法は薄めの基本書を回し、アガルートの総合講義100を何度も聞いています。

これだけで、十分合格レベルに達するはずです。シケタイは情報量が多すぎるので、むしろ、かなりのオーバーワークです。
私は、インプットとしては、伊藤塾の基本講座を何回も聴きました。それのみです。アガルートの総合講義100を何度も聞いているならば、他は余分なのではないでしょうか？

＞その後、短答対策として、肢別を全教科回しています。
肢別も、予備試験対策としては確実にオーバーワークです。司法試験にも短答がある憲民刑はともかく、他は、予備試験+新司最新から数年分の過去問を回せば足ります。私は、まだ７科目択一があった時代ですが、過去問を２周、民事系のみ３周して、司法試験に臨みました。本番の正答率は8割弱でした。
予備試験の時点では、過去問をといたこともなく、インプットのみで挑みました（一般教養で点がとれそうなら、択一対策なしでもぎりぎり通ると思います）。

＞ 論文対策として、これからの予定として、旧試過去問を少なくとも10年分、予備試験過去問を全て、新試過去問を全て回そうと考えており、予備校の答練も利用していこうと思っています。

過去問のみで十分だと思います。旧司は不要です。どうしてもやりたいなら、ラスト３年分くらいですかね。予備校の答練は時間の無駄です（模試は一度くらい受けてもいいかもしれません）。
私のときは、予備試験の過去問がほぼなかったので、旧司の平成15年以降を解きました。あとは、新司法試験の過去問は５年分さらっとみて、３年分は解きました。

全ての問題を起案する必要はありませんが、予備試験と新司法試験の最新３年分ずつくらいは、必ず自分だけの力で答案を書き、信頼できる合格者に見てもらってください。

全体として、手を広げすぎている+気負いすぎている印象があります。
ちゃんとゴールを意識できているでしょうか。予備試験や司法試験の問題をみて、そんなに大量にインプットをしなければ合格できないと思われたのでしょうか。

この試験の本質は、法律家にとって常識レベルの法律知識（有名な最高裁判例と頻出する条文の解釈だけで十分。目安としては、短問で何度も問われているもの。）をもとに、自分の頭で考えることです。知識の量ではなく、資がものをいう試験です。やることを絞って、理解の精度をあげてください。

体に気をつけて、がんばってください。

Answer 2

blogでも読みあさって、メールでblog主に聞きなさい

合格したいなら無駄なことはやめなされ

他にも予備校などが合格者の合格体験記やら合格者による発表会などをやってるから行って聞け