司法書士の将来性

Question

司法書士の将来性司法書士は今現在も登記申請代理（大半が不動産登記）がメインでこれからも変わらないと思います。

不動産取引が減少し続けている中で、先細りは目に見えていますよね。

成年後見業務に活路を見出だそうとしていますが、はっきり言って労多くして実入り少なしみたいな業務。

簡裁代理権もどれだけ活用できているのか疑問です。

どうなんでしょうか？司法書士の将来性って。

超難関資格の割には報われない（収入面においては）ように思うのですが。。

補足

法科大学院経由の話は以前からありましたが、にわかに現実味を帯びてきたんですね。
崩壊寸前の大学側の意図が見え隠れしています(笑)

Answer 1

確かに、受かるのにかかった時間とその費用に対して、司法書士の初任給は、２０万～３０万（たぶん都心部のみ）。
補助者経験がないと２０万台半ばがやっとという状況だよね。
でも長い目でみれば、良い資格だと思ってる。
まず、給与額はさておき、食えなくなることはない。
田舎は分からないけれど、東京で、司法書士資格を持っているのにどこも就職先がないという人を1人も知らない。ハナシも聞いたことがない。
東京司法書士会の求人情報ページには、１００を超える求人が毎日かなり更新されているのがわかるし、私がいた事務所も年中絶え間なく司法書士の求人広告を出していた。
確かに初任給は安いけど、3年、4年目には、年収４００万くらいまでいけるんだから、そう悪くないと思うよ。
後見については、確かに一件や二件引き受けても割に合わないみたいだ。でもこれが5件以上になると、結構な収入になっている先生もいる。ただ、当たり外れがあるし、被後見人さんが金持ちならあたりだけど、貧乏くじを引かされることも多いね。

司法書士の将来性については、そんなに悲観はしてないです。
弁護士や行政書士との確執はあるとして、ここ10年でやれることはかなり増えたと思う。ただ家裁代理についてのロビー活動は確かに暗礁に乗り上げています。会長の口から聞きました（苦笑）
法務省へのアプローチも失敗してます。昨今の職業後見人横領多発事件に激怒しているとかどうとか(こっちは又聞き）。

最近、司法書士の将来悲観論がたまにこうやって出てくるけど、あんまり気にしなくていいんじゃないかと思う。
普通にやれることをやっとけばいい。開業したら支部会には参加して、後見人登録には登録して、営業が苦手なら、法務局の相談員募集とか○○募集とかには積極的に就いて、普通に回ってくる情報に普通に参加していれば、それなりの生活はできるし、営業など全くやったことのない私でも普通に食えている、営業が苦手だけど独立開業がしたいと思う人にとっては、それなりに良い資格だと思う。
この辺が、営業努力が絶対必要な宅建や行書などの資格との差異なんじゃないかな。

Answer 2

まぁこれから勉強を始めようと言うのだとあんまりお勧めしません
ひょっとすると合格まで「間にあわない」可能性があるので

ちょっとキナ臭い話があるんですよ

下記のURLのイベントの本年2月1日の所を見て下さい

http://lskyokai.jp/index.html

司法書士試験って今は学卒要件とか無いのですが、水面下で法科大学院を要件とするような動きがあります
だいたい「法科大学院協会」の掲示板なのになんで日司連発行の文書がそのまま載っているのか謎です
しかも我々は何も聞いてないのに文書では日司連が賛成しているように見える

もちろんまだ何も決っていません(多分・・知らないだけか)
司法書士になる事自体の話しなのか合格後の「簡易訴訟代理考査」の事を言ってるのかもわかりません

でも現実に3月16日に京都で会合が行なわれ、参加したらしい某大教授(法科大学院側)のFBによれば「前向きな議論」だったとか

Answer 3

率直に言うと私も同じように考えています。
それは司法書士だけでなく、税理士も市場飽和で、また、これから起業する人も少なくなっていくだろうし、中小起業も減っていっている状況なので仕事は減っていくでしょう。不動産鑑定士も司法書士と同じような状況です。また、司法試験でさえ、年齢や合格順位、出身のロースクール、予備試験の合格の有無などで一部の司法試験合格者のみがその難関さ故の対価を得られることでしょう。理系の資格も歯医者はコンビニよりも多いと言われるし、薬剤師も余ってきています。
現時点では医師が平均的には高収入を得られ易い状況だと思います。偏差値の低いと言われる医学部でも。