解決済み
日商簿記について春から大学生になります。 やることもなく暇なので日商簿記の勉強をしようと思っているのですが、 何級からはじめたらいいでしょうか?? 高校では文系でしたが数IIBまではやりました。 できれば6月の試験を受けたいとも思っています。
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日商簿記1級合格者(第83回)で旧公認会計士第二次試験短答式合格者(1999年・1998年)の者です。 高校は普通科で一浪の末に商学部(東京六大学)に入学・卒業しています。 まずは入学おめでとうございます。 私の頃は大学進学率25%で今の半分ですが、それでも大学に進学できるというのはそれ自体、大変なラッキーだと思います。 そのチャンスを遊んで放棄してもいいところ、素晴らしい心がけですね。 さて、日商簿記の場合は次回の6月回まで正味3か月といったところですが、本試験日から逆算して初学者が合格し得るレベル(級)は2級から4級の間になると思います。 その、いずれの級にするかは、ご質問者さまの簿記資格取得への動機や目的に依存する問題です。 例えば、就活に向けてなら労働市場で一般に求められている2級以上ということになりましょうし、単に知的好奇心や適性審査という動機からというのでしたら4級でも十分でしょう。 なお、簿記学で必要とされる数学知識は四則演算さえできればOKで、社会科学系の学問で微分・指数・関数・因数分解などが必須なのは経済原論(ミクロ・マクロ両経済学)など、主に経済学部で学ぶ科目です。 簿記の本質は数学でなく、むしろ言語という側面にあり、言語であるがゆえに単語(勘定科目)と覚え、文法(記帳ルール)を守る必要があり、習熟には「習うより慣れろ」でとにかく毎日にでも簿記のシャワーを浴びることが効果的など、英語などの外国語を学ぶ際に求められるノウハウがそのまま当てはまります。 この点は、努力の方向性を間違えないためにも学習の早い段階、できれば入門生の時期に知ってわきまえておく必要があります。 1・2年次は一般教養過程の単位を取得するだけでも四苦八苦でウンザリかもしれませんが、簿記の勉強はテトリスなどのパズルゲーム的要素も多分にあるので、敵対視せずに好きになれば、暇潰し以上の実益があるのでぜひ勉強をエンジョイしながら資格試験合格を目指されるといいと思います。 今後のご健勝をお祈りしています。
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