お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。 Q1:何故ローリーのガス受け入れの時、ガスコンで貯槽のガスを加圧しても液化しないでローリーの液を気体のまま加圧できるのです か? 確か気体のプロパンを加圧すると液化するんですよね確か.... A1:圧縮機で気体を加圧した場合、断熱圧縮といいまわりとの熱の授受が発生せずに気体の圧力と温度が上昇します。その場合は、圧縮しても液化しません。 液化させるためには圧力を加えても温度の上昇をさせないように冷却するか、まわりの気体(例えば空気)と熱交換をして温度が上昇しないように極めてゆっくり加圧するなどの方法があります。 以上のことから、貯槽のベーパ(気体)を加圧して、少し圧力のかかった気体によってローリ側の液体を押すことが可能になります。 Q2:プロパンガス充填前、液送ポンプを回す前にブローして大気にガスを放出するのは何故ですか? A2:理由としては次のことが考えられます。 配管中の液状のプロパンが一昼夜経過したことによって温度が上昇し、一部が気化していることです。特に夏場や、直射日光が当たる部分についてはこの可能性があります。液状のプロパンの一部が気化し配管に残っている状態でポンプをまわすとサクション側(吸い込み側)にこの気体が到達すると、構造上ポンプの送液が出来なくなってしまいポンプが空運転となってしまいます。 そのためあらかじめ配管中のベーパを逃がしてやってポンプの空運転を防ぐためということになります。
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