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カウンセラーについて質問です。哲学と仏教(特にブッダの考え)が好きな高校生です。

カウンセラーについて質問です。哲学と仏教(特にブッダの考え)が好きな高校生です。いま、進路にすごく悩んでいます。そこで質問なんですが、カウンセリングをするとき、クライアントの苦しみに対する“哲学的な洞察”というのは役に立ちますか?クライアントと一緒に、苦しみの真相を人間存在の根底まで掘り下げて、そこからひとつひとつクライアントに納得させていく、ということはカウンセラーとしての仕事になるのかどうかが分かりません。ちなみに思想を押しつけるようなやり方をするつもりはないです。 それともカウンセラーとしての仕事は、クライアントの悩みを吐き出させることに限りますか? 苦しんでいる人の苦しみに寄り添えるような仕事がしたいです。そして自分の能力や特性を100%発揮できる仕事をしたいと思っています。 答えていただければありがたいです。

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    そのへんはカウンセリング業界も試行錯誤中だと思います。 いわゆる臨床心理士などは、医療系にするのか、教職系にするのかでも行政的に揉めています。 医療系であれば、医療従事者のはしくれとなり、教職系であれば、教員のはしくれとなるわけですが、現況ではまだ確定していません。 医療系であると、法律的に国民健康保険のしばりを受け、教職系であると、都道府県教育委員会や、教職員組合などとも関係してきます。 国民健康保険が基本となる医療系では、時間のかかる上に国民健康保険の点数の稼げない「精神分析」などは、病院の経営を圧迫しがりな治療方法として敬遠されがちで、実際廃れています。 そういうわけで、今は、時間のかからない、短時間の簡易精神分析、簡易認知療法、ブリーフサイコセラピーなどが工夫、研究されています。 しかしこれは文字通り、簡易なカウンセリングですから、長時間精神分析に比べて底が浅いんじゃないか、という批判もあります。 しかしさらにそれに対しては、そもそも長時間精神分析は意味あんのか?みたいな逆批判もあります。 教育系、教職系の場合は国民健康保険という縛りはないですが、代わりに生徒が学校にいる間しかカウンセリングできません。 不登校の生徒を通学させるようにする、などといったようにカウンセリングの目的も限定されがちです。 校外でカウンセリングをする場合は、スクールカウンセラーとの掛け持ちとなるわけです。 しかし専業フルタイムでスクールカウンセラーをすることになれば、校外、課外時間でのカウンセリングは難しく、また非常勤スクールカウンセラーの場合は、身分や収入が安定しないというデメリットもあります。 医療系、教職系以外だと、今度は臨床心理士以外でもよくなります。 最近では、臨床心理士の資格を持つカトリックの神父や、加持祈祷を行う真言密教の僧などもいます。 近所の寺でも、ひきこもりの人の社会復帰を手伝う活動をしています。 また制約の多い病院学校以外で、まったく個人的にカウンセリングをしている臨床心理士もいます。 クライアントと一緒に、苦しみの真相を人間存在の根底まで掘り下げて、そこからひとつひとつクライアントに納得させていく、ということは、もちろんカウンセリングの理想ではありますが、職業的には、生計をどう立てるかという面でいろいろと現実的な問題があります。 医療系の場合は、国民健康保険であり、教育系の場合は教育予算や授業料、寺院であれば檀家の寄付や葬式代、教会であればやはり寄付金となるわけです。 しかしそのへんの金銭的、経済的なメドがつけば、可能性はあります。 たとえば東洋大学などは、仏教哲学を基本とした大学です。学生の授業料が経済的支えとなります。 カウンセリングも必ずしも米英独仏一辺倒ではなく、日本独自の方法もいろいろと研究されています。 クライアントの苦しみに対する“哲学的な洞察”というのは役に立たない、とドライに切って捨てる一派もあれば、クライアントの苦しみに対する“哲学的な洞察”のないカウンセリングはカウンセリングではない、とする一派、というか何派かもいるのです。 いずれにせよ経済的制度的な事情により、病院学校では時間のかかる方法は敬遠されています。 仏教系で哲学や、カウンセリングを勉強したいのなら東洋大学とか龍谷大学のような仏教系の大学に進学するのも選択肢の一つだと思います。大学ですからお経ばかり読むわけではないと思います。まあ私は教会系の大学だったのでの具体的にどうとは言えませんが。

  • そうですね 思想をおしつければ宗教になってしまいます カウンセリングで一番大切な事は自分で問題の原因を見つけさせるというところにあります つまり自立させる事 カウンセラーには当然ながら問題も原因もみえていますが けして教えるような事はしてはならないのがカウンセラー 熟年したカウンセラーほどあいづちしかしないといいます そういう意味で考えるなば相手に共感していく気持ちや 答えを見つけるまで待てる忍耐が必要になります またその人のレベルによってその人がいける深さがかわってきますので 口をださないわりに集中力はずいぶんと使うことになります ただその会社によって考えが多少違うところもあるのでやってみて自分が納得する場所で働かれたらいいと思いますよ そしてあなたの言う哲学的洞察はむしろ1人1人患者さんを経験して必要ならば 試してみるといいとおもいます それがあなた流のカウンセリングになりますから 哲学やブッダの考えをとらえられてるとこなんかとてもおもしろいとおもいますよ(^_^)/

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  • スクールカウンセラーをしています。仏教に限らず宗教というのはある特定の思想ですから、心理カウンセリングの場では用いません。牧師や僧侶と、混同されているように感じます。 また、「納得させること」はカウンセリングの目的になりません。クライアントが悩みに対して、自ら落とし所を見つけることはもちろんありますが、それはカウンセラーが誘導するものでもありません。 思想を押し付けるようなやり方はとらないということですが、「させる」という表現は結局押し付け志向であると推測されますし、それは支援者の自己満足です。 また、悩みを「吐き出させる」のも仕事ではありません。クライアントが自らの意思で話してくださることはありますし、語ってくれないクライアントに対してカウンセラーがすべきことは、話したくないというクライアントの気持ちに対する尊重です。 哲学、仏教がお好きなのは結構ですが、それを持ち込もうとするのではなく、まず心理カウンセリングがどういう考えのもとに成り立っているか、その基本を知る必要があると思いますよ。

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