まず鉄道の運転士になるには鉄道会社入社後駅員→車掌→運転士というステップを踏んで昇職していきます。 運転士に限らず鉄道の現場は多くが高卒です。(大卒も増えてきましたが)なのでもちろん高卒でも運転士にはなれます。 給与は会社によってかなり差がありますがだいたい一般的サラリーマンの平均年収と同じくらいです。 余談ですが運転士は国家資格で(動力車操縦者運転免許)という資格が必要です。この資格は更に電車・内燃車(ディーゼル車)・蒸気機関車などに分かれます。合格率は概ね90%位ですが、運転士になる時には学科・実技共にかなり専門的なことまで勉強します。また勉強すべき時間も決められています。電車を例に挙げると 学科 ・運転法規(鉄道の法律) ・車両 (鉄道車両のしくみ) ・運転理論(電車を運転する上での物理) ・作業安全(日頃安全第一で作業するための方法) ・線路信号(信号の意味・標識の見方など) ・電気 (電車を運行する上での電気の法則など) ほかにもありますが私鉄ではこんな感じものをやってます。 実技 非常時の対応(踏切事故発生時に規定時間内に処理を行う試験) 出区点検 (規定時間内に電車を点検し車庫から出せるようにする) 乗務 (指導役と一緒に電車に乗務する) 速度観測 (速度計を見ないで正確な速度に合わせられるかを見る ±5km/h以内) など このほかにも健康診断(視聴力等)・適性検査(クレペリンなど)があり意外と運転士になるにはクリアすべきハードルが多いです。 なるのはそこそこに難しいかもしれません。
なるほど:4
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