高校の保健体育の教師になる人は、みんな幅広い種目のスポーツができるものなのですか？ 私の体育の先生はできないものはない…

Question

高校の保健体育の教師になる人は、みんな幅広い種目のスポーツができるものなのですか？
私の体育の先生はできないものはないというくらいスポーツ万能なので、とても尊敬します。アルティメット(フリスビーを使う競技です。ルールはバスケやラグビーに似ています。)というあまり知名度の低い種目もテクニカルにできる人がいます。

また保健体育の先生は、生徒のメンタルケアに関わる対処法や、多感期になりやすい精神疾患に関する知識も豊富ですか？
回答よろしくお願いいたします。

Answer 1

例えば体育大生やオリンピック選手が全部出来るかと言われればNOですね。中には何でもそれなりにOKの人間もいるとは思います。
これは音楽や美術の教師が全部出来るのかと言う質問と同じだと考えています。

ただ入試科目で教育学部や体育学部などでも実技試験が課される以上は、最低限の運動能力と体育に関する技能が入学後学ぶ際にも問われるわけです。

教員になるには①教職に関する科目と②教科に関する科目がありますが、保健体育の場合には保健体育に関する理論と実技で各スポーツ種目の教育法や指導法を学びます。

最近では実技試験を課さないスポーツ科学や健康スポーツのような学科からも保健体育の教員免許は取得出来ますが、やはり運動が苦手であるとか興味がないでは指導するにも辛いと思います。最低限体を動かすことが好きではないとダメですよね。
しかし「良い指導者＝良い競技者とは言えない」こともあります。

また保健に関する科目は保健体育や養護教諭（保健室の先生）が専門分野だと思うので当然メンタルに関する科目や教育心理学などを学びますが、精神疾患となると精神科の医師ではないと診断治療は出来ないので、そこまでの知識となるとさすがに難しいと思います。臨床心理士レベルですね。

簡単な心身の悩みに関する相談であるとかアドバイスは当然どちらも教師なので出来ますね。

Answer 2

そうでも無いです。

特に、精神疾患は、保健室の先生の方が詳しいでしょう。