解決済み
法科大学院に進むか、予備試験を目指すか悩んでいます。 現在大学三年の者です。 司法試験を目指しています。1年生の時からずっと悩み続け、最近になって漸く、やはり法曹の仕事をして行きたいと思い、本格的に勉強を始めました。いままで、アルバイトで個別指導講師をしており、勉強は前回の予備試験の一次試験前に2ヶ月ほど過去問を解いて勉強した程度です。 今から勉強して、現在通っている私立大学のロースクールに間に合うか、そもそもロースクールに通うメリットがあるのか分からず、進学を悩んでいます。経済的にも、行くならばできれば国立にいってほしいと言われています。 ロースクールに行かないとしたら、就職してはたらきながら目指すか、今のアルバイトを続けながら勉強しようと思っています。 ロースクールに通うべきでしょうか?未修にしか受からなかったとしたら、行かないで1人で勉強するべきでしょうか? また、就職して働きながら予備試験という話は少しだけ聞いたことがありますが、浪人?(アルバイトだけしてるとか)して予備試験に受かった、というのは逆に聞いたことがありません。もしそういう方がいらっしゃったら体験談をお聞きしたいです。 漫然とした質問ですが、アドバイス等お願いいたします。
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ロースクールから司法試験に合格した者です。在学中、予備試験にも合格しましたが、ロースクールは卒業しました。 他の方がおっしゃっているように、来年の予備試験合格を目指して勉強しつつ、ロースクールの既修を併願するのがいいと思います。 私も非法学部から3年のときに勉強をはじめましたので、今からきちんと勉強すれば、東大京大クラスであっても、ロースクールの既修には十分間にあうと思います。 また、予備試験も、世間でいわれているほど難しくありませんが、こちらは今からだと少し時間が足りないかもしれません。現実的なのは、ロー一年時に合格することでしょうか。 ローに進学するメリットとしては、第一に優秀な先輩や同期に恵まれることでしょう。質問者さんにはすでに勉強仲間がいらっしゃるかもしれませんが、毎日顔を合わせ、同じ試験を目指す仲間がいるというのは心強いものです。 また、法曹は人脈が大事な職業です。私は、一緒にゼミを組んでいた友人たちが、全員大手の事務所や裁判官、検察官に内定していることもあり、今後も長い付き合いになるなあと思っているところです。 さらに、質問者さんが、東大京大一橋以外の大学であれば、東大京大一橋のローに入ることで、法律事務所(大手〜中堅企業法務系)や裁判官、検察官の内定をもらいやすくなります。もちろん、学歴だけで決まるわけではありませんが。 「とりあえず今から勉強して国立ローか上位ロー既修の学費免除に合格しなかった諦めましょう。未修にしか受からない時点で司法試験には合格しないと思いなさい。」と仰っている方がいますね。 おそらく、司法試験は甘くないということを伝えるためにあえて厳しく仰っているのだと思いますが、事実誤認があるので、僭越ながら、訂正させていただきます。 ①早慶の学費免除はそう簡単に出ません。中央は中央大出身者は実質無条件に半額免除に鳴ります。したがって、学費免除がなくとも、司法試験の合格は十分に可能ですし、逆に、中央大出身者で中央ローの免除を受けても、合格が担保されるとは言い難いでしょう。 ②「未修にしか受からない時点で司法試験には合格しない」は誤解 まず、基本的には、未修を受けるか既修を受けるかは、自分で選択する(例外的に早稲田の併願等もあるりますが)ものなので、「未修にしか受からない」という事態はあまり想定できません。実際には、「既修を受ける自信が無いから未修しか受けない」という人が多いので、このことを指しているのでしょう。 しかし、質問者さんは勉強を始めるのが少し遅くなってしまったわけですので、国立や上位ローの既修に合格できる自信がなければ、未修を受験するのも悪い選択ではありません。一年生から死ぬ気で勉強していて未修というのであれば、確かに法律の勉強にあまり向いていないのかもしれませんが、時間がなかったのだから仕方ないですよね。 ただし、未修に入った場合、勉強の遅れを自覚して、ロー在学中に予備試験に合格するつもりで必死に勉強されることをおすすめします。 先述した私のゼミ仲間のうち、二人は未修ですが、二人とも二桁順位で合格しています。未修でもきちんと勉強すれば合格は可能です。 以上、少しでも参考になれば幸いです。
私は予備試験経由で司法試験を通りました。 参考になればと思い、書かせていただきます。 私は大学2年の頃に本格的な勉強を始めました。当時、私もローか予備かで迷いました。 というのも、ローのメリットとして第一に、確実に司法試験の受験資格が得られること。これは非常に魅力的でした。第二に、切磋琢磨し合える仲間に恵まれること。 試験勉強は孤独ですから、この点も魅力に思えました。 ただ、私は金銭的にローは厳しかったです。 もともと私の家族も司法試験の受験にウェルカムではなかったもので。 私は、卒業後は一般企業に就職しました。 そして、その年の予備試験で、合格することができました。 この結果は、在学時にほぼ全ての時間を勉強にあてたためです。就職すれば勉強時間はやはり減ります。それまでに、どれだけ力をつけられるかがポイントです。 ちなみに、予備合格者でアルバイトに徹していた人もいましたよ。 その彼は一人暮らしで、アルバイト以外の時間はやはりほとんどを勉強にあてていたそうです。 ただ、アルバイトや浪人は自分を強く律することができる人間でないと成功はしないと思います。変に時間があるぶん、密度の高い勉強ができない危険性があります。そこは質問者様の性格と相談ですね。 どの予備校でもいいですが、基本講座を受けたら速攻で過去問を潰しましょう。 合格への一番の近道は「問題を解く」だと考えております。 予備試験は、常軌を逸した試験ではありません。きちんと勉強すれば通る試験です。 私は泣く泣く予備試験に回らざる得なかった立場ですが、今では予備試験で良かったと思っています。 予備の合格者数も、これから右肩上がりになると予想していおります。 質問者様が、金銭的に余裕があるのであればまず上位ローを目指してみるのがよいです。 予備試験はロー在学中も受けて下さい。 つまり、ローを保険として活用するということです。 一年浪人して上位ローを目指すのも、年齢的に厳しいものではありません。ただし、予備試験は合格するつもりで本気で受けるべきです。 これはおそらく、多くの司法試験受験生がとっている方法です。 ローを視野に入れられるなら、わざわざ二者択一にする必要はないと思います。 最後に、「必ず合格する」という意志を持っている人間は、どんなルートだろうと合格すると思います。 頑張ってください!
まずは予備校に行け。
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