解決済み
科学者がどのような人かはわかりませんが、大学の研究者と企業の研究者を考えます。 大学の研究者(教授、准教授、講師、助手(助教)など):論文数、国際会議での発表数、著作の数を最近は書かせられます。特許もとれといわれます。これらがないと出世できないし、博士課程の指導資格がとれません。過去5年間の数しかみないので、10年前にすごい論文書いていてもノーカウントです。みんなが思っているより楽じゃないですよ。好きなことして給料もらっている意味ではいいのですが。。。昔は、えばっていた先生も、一覧表を見られるようになると、肩身が狭い思いをする人もいます。あとは、研究費をどれだけとってきたかでも評価されます。これも棒グラフを学部長は作っており、まるで、営業です。なぜかというと、管理費という名目で15~30%が大学に天引きされるからです。1億円の研究費をとってくる先生は、それだけで、その大学に1500万円~3000万円も納めていることになるのです。そうなると、何億円も稼いでくる実力のある先生は、発言力も強くなります。会社と同じです。 企業の研究者:論文もそうなんですが、それより、特許とれ、しかも売れる特許をとれとさかんにせめられます。事業部との共同で共同研究を担当させられますから、好きなことをやれるわけでもありません。基礎研究なんてなかなかやらせてもらえなく、商売に直結する応用的な研究じゃないと、色々言われるそうです。むかしは、企業の研究所でも基礎研究をきちんとやらせてもらってそれが底力になっていたようですが、今は、すぐ儲かるという近視眼的な視点が増えているようです。 大学などでは、文系の先生は、まだそうでもないのですが、理系は、以上のように結構、カウントするものが多くあるので、昔ほど楽な商売ではなくなったというのが定説です。ほとんど、大学にいて、家族からも老後はみはなされそうだし。。。
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