解決済み
管理組合を運営するにあたっては、区分所有法や管理規約に関する知識が必要とされるが、これを正しく備えていることを証明するのが「マンション管理士」という資格だよ。宅建や建築士の様に、特定の業務をするために法律上必要とされる資格ではない。貴方がもしも管理組合で役員を務めることがあるとすれば、この資格を持っていると多分一目置かれて、管理会社との窓口は是非とも宜しくお願いしますねということになりそうだ。言い方を変えれば、一般の人が持っていてもそのくらいの効果しか無い。元々は、管理組合側に立って管理会社との調整役を買って出るコンサルタントのための国家資格だからな。 受験者は宅建や管理業務主任者など、不動産関係の必置資格を取得する人が、さらにもう一段階幅広い知識を身に着けておこうという感覚でトライすることが多い様だ。建築士を経由して受験する者も少なくない。(俺もそっちのパターンだった) 合格率は全体で8%程度だそうだが、受験料さえ払えば誰でも受けられる試験だし、ろくに準備もせず当たって砕けるだけの受験生も少なからずいる様なので、実質的に土俵に乗っている受験生の中での合格率はもっと高い筈だ。ただし当然、そのグループに入るためには相応の受験勉強が必要になる。過去問で最低でも70%の正当率、資格学校が主催する模擬テストで上位3割程度に入れないと勝負にならないだろうね。宅建などのベースが無いところからのスタートだと、努力の割に報われない資格だと言わざるを得ない。(ついでに宅建を取るのなら話は別だが) まあ、資格取得という結果はともかく、分譲マンション住まいなら区分所有法や標準管理規約については資格試験レベルの知識は自力で仕入れておいても損はないと個人的には思うよ。
分譲マンションでは、区分所有者全員で管理組合を構成し、建物の共用部分を維持管理していかなければなりません。 しかし、区分所有者はほとんどが他に仕事を持っていて、おまけに区分所有法や管理規約、マンション管理適正化法、消防法、建築基準法、水道法などの関連法規及び建築技術に関する知識には疎く、自分たちで独自に共用部分を維持管理していくということは事実上不可能です。 そこで、たいていのマンションでは専門の管理業者に委託して管理業務に当たってもらうわけですが、管理業者にあらゆることを丸投げにしてしまうと、不要不急の修繕工事を提案されたり、不当に高額な管理委託費や修繕工事費を取られたりすることがあるので、管理組合の立場に立って、適正な管理業務を遂行してもらうようにアドバイスしていくのがマンション管理士の役割です。 したがって、マンション管理士に要求される知識は非常に幅広く、全受験者に対する合格者の割合は8%前後と、けっして容易な資格ではありません。 私もマンション住まいで、管理組合の役員をしながら勉強してマンション管理士資格を取得しましたが、今では管理会社との契約を打ち切って自主管理をしています。お小遣いていどの役員報酬はいただいていますが、無駄な支出が抑えられるので、他の区分所有者にはご好評をいただいています。
私もマンション住まいで、マンション管理士を持っていますが何も役に立っていません。 しかも仕事で、マンション専門の競売屋をやってますが、役に立っている感じは全く有りません。 でも同じ時期に取ったマンション管理士の方はマンション管理士事務所で食べてるみたいです。 たまたま落札したマンションの管理組合の顧問のような事をしていましたから・・・ 要は使い方なのかな~
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