【質問】これから、セブンイレブンのオーナーになったとして、労働状況は実際どのような感じですか？

Question

【質問】これから、セブンイレブンのオーナーになったとして、労働状況は実際どのような感じですか？両親（ともに５５歳）が会社を辞めてセブンイレブンを始めようとしています。

今、両親はともに５５歳なので、セブンとの契約期間は２０年（父談）だとして、７５歳くらいまで働けること。
他社のコンビニ比べて、セブンが一番売上がいい。と本人たちが、ポジティブに自分のお店を持つイメージで、コンビニを始めようかと、言っていたので、
本人たちがやりたいならいいのかなと思い、表向きは賛成していました。

ですが、実際いろいろと、ネットで調べているとセブンイレブンの労働状況について
、あまりいい印象が持てなく、
夜、働いてくれる人がいなかったり、賃金が払えなかったりとそんな話をよく目にします。
確かにいつも、コンビニは働いてくれる人を募集しているなと思っていたりして、あまり両親が思うよりも儲かることもないのではと疑問に思っています。

正直のところ、セブンイレブンの労働状況はどうなっているのでしょうか。
７５歳になっても務められるものなのか疑問に思っています。

Answer 1

コンビニではありませんが、フランチャイズに納入する会社の関連の仕事をしてきた経験がありますので、一言。
オーナー？
違いますよ。フランチャイズは契約に縛られた「奴隷」です。厳しいですけど。
オーナーというのは、自分で全て資金を出し、売り上げも保有物も全て自分に所属している場合です。本部が決めた契約に縛られ、自分の思う経営が出来ません。売り上げは殆ど本部が持っていきます。借り物のお店を出して看板を掲げているだけ。少しでも違反したら、怒られ厳しい罰則が待っています。これの何処がオーナーですか？
自分でお店を持ちたいなら、全く何もない状態から自分で店を借りて自分で商品を仕入れ、自分で売ったほうが思い通りの経営が出来ますし、失敗する確率も高いですが成功する確率も高いです。

ご両親、資金はいくら位ご用意できそうでしょうか？
自前の土地を持っていなく、3000万円未満なら身体を壊して倒れるまで働いても報われません。いいえ、それどころか20年契約だと両親が倒れてお店を続けられなくなっても、契約上はお店を続ける義務があり途中でやめるなら契約違反のため莫大な違約金が発生するか、親戚縁者を巻き込んでまで労働提供しなければならなくなります。そのまま今の会社に定年まで勤めて退職金を貰い、その後は細々と年金で暮らしたほうがはるかに幸せになる、と強く止めたほうがいいでしょう。頼むから、私のためにもやめてくれ、と本気で泣いて懇願しましょう。でないと、最悪あなたまで覚えのない借金を背負うことになります。「倒れても介護すらしない」と脅しまで入れましょう。お前が過労で死んでも墓は作らないとまで言っていいです。それくらい必死で回避しなければならないほど厳しいと考えてください。

セブンが儲かっている？
そりゃ儲かるでしょう。「本部」はね。
でも、個々のお店が儲かっているとは限りません。むしろ、個々のお店からマージンを搾り取っているから儲かっているのです。

セブン（に限らず他のコンビにも）は、あちらこちらでオーナー（笑）が本部を相手に訴訟を起こしていますよ。本部の権力は圧倒的で勝ち目はありません。それでも怒りの声を上げなければ気がすまないほど、店舗を任された人たちは追い詰められています。ある人は倒れても働き続けなければならなかった。ある人は、本部の指示が理不尽にもかかわらず、決まった売り上げを収めなければならず借金だけ増えた。親戚縁者の葬式にも出あられないほど働かなければならなかった人もいるようです。
世間的に良く知られたお店だから善良だと無邪気に考えているなら、とても気の毒です。これまで長い会社勤めでどんな社会的経験を積んできたのか両親に懇々と問いただしてみてください。
コンビニチェーンの本部はお金も持っているし、いつもTVにCMを流しています。大事なスポンサーをマスコミが悪く報道するわけないじゃないですか。オーナー（笑）が自殺しても報道されません。コンビニを悪く言うと、TVにCMを流してもらえなくなりますから。そうするとマスコミも売り上げが落ち社員に給料が払えなくなるので黙っているのです。そんなものですよ。

セブンに限らずコンビニを3000万円以下で始めようとした場合、お店の照明類や棚、レジ、土地、ほぼ全ての設備が借り物（リース）になります。
このため毎月リース料（レンタル料）として多額のお金を払わなければならなくなり、さらにコンビニの看板を使っているマージンまで収めなければなりません。商品は全て決まった問屋から決まった量だけ買わなければならず、他の安売りの店を見つけてもそこから仕入れることは出来ません。売れ残っても安売りをして品をさばいてはならず、全て捨てなければならないことは良く知られています。
一般的に、総売り上げの20％～30％しか手元に残らないといわれています。
毎月100万円売り上げたとして、手元に残るのは20万円から30万円。熟年サラリーマンの給料より安いですよね。毎月100万円売り上げるのにどれほど苦労するか。それで30万円くらい。しかも、バイト代は本部が出してくれませんので、自分でバイトを雇わないといけません。30万円からバイト代を出せますか？ そう考えたら、両親がバイトも雇わずに、24H365日ずっと休む暇もなく働きづめになるでしょう。あなたも、手伝うことになると思います。バイト代が払えないので「無料」で。はたして、７５歳まで続けられるでしょうか？ 20年契約ということは、「途中で辞められない」ということです。売り上げが上がらなくても体調が悪くなって倒れても、店を開け続けなければなりません。出来なければ、契約違反として数千万円から一億円を超えるかもしれない違約金が発生して払えなければ保証人つきで借金です。返せないなら親戚縁者まで取り立てが行き、みな破産です。
一部の儲かっている店舗は、自前で1億円ほど用意できて店の建物も土地も棚や冷蔵庫レジなど備品も全て自分が買い取っていて、リース料を払わずにマージンも20％ほどしか取られえない場合のみです。あるいは、よほど運が良く駅前の一等地に土地が確保でき、大勢の来客が見込まれる場合でしょう。

「本部が全部なんとかしてくれる」なんて甘いことばかり考えている世間知らずこそ、いいカモなのです。確かに本部は色々と指示してくれますよ。厳しいことばかりね。20代そこそこの本部から派遣されてきた若造の管理者に、55歳のお父さんが「売り上げが少ないだろ。無能かテメー！」と怒鳴られます。本部は絶対です。何を言われても従わなければなりません。それがフランチャイズ契約です。それに20年も耐えられるなら始めてみてはいいのではないでしょうか。
「嫌なら、セブンイレブン（に限らず他のコンビニも）の看板はずせよ。誰のおかげで商売出来てると思ってるんだ？ あ、ちなみに辞めるなら違約金数千万円だから」
と言われて、オーナー（笑）は家族を巻き込んで血を吐きながら働いています。それでも契約が切れるまでは続けなければなりません。
それだけ苦しんでいる間にも向かいや隣に別のコンビニが出来たりして、客の取り合いです。そうするとますます苦境に陥ります。成功のビジョンがないでしょ？
「大手だから大丈夫」「誰かが何とかしてくれる」脱サラで失敗するひとの典型的パターンです。大手は売り上げ確保のためエグくて当たり前だし、独立したら自分で全て何とかしなければならないのです。

夜に人を雇う？
コンビニになぜカメラが着いているかわかりますか？
万引き防止じゃありませんよ。「店員がレジのお金を盗まないか監視するため」です。安くでコキ使おうとしているバイトがどうして自分にだけ誠実に尽くしてくれると考えられるでしょうか？ 相当苦労して店員を教育し育てなければなりません。給料払えばなんでもやってくれるわけじゃないのです。それまで、やはり店舗責任者が監視をしなければならないでしょう。おのずと24H働くことになるのです。

悪く言いすぎ？ まだまだ。ぬるいほうです。
フランチャイズはどこもこんなものです。
詐欺じゃありませんよ。
「大人が納得して契約書にサインした」んですから、最後まで全うにするのは当たり前のこと。誰も騙していないし、脅してもいません。コンビニフランチャイズもとても人当たりよく親切丁寧に説明してくれます。
いい年してお花畑の夢を見て判断が出来なかった自分が悪いのです。
コンビニフランチャイズで儲ける才能があるなら、個人で商売を始めたほうが成功します。それくらい失敗の確率が高いです。
嘘だと思うのでしたら、始めてみるといいです。
ただ、知恵袋で合った縁（？）。その場合あなたは両親と別れておいたほうがいいかもしれません。さもないと巻き込まれますよ。

ご健闘をお祈りしています。

Answer 2

知人は長いことオーナーやってましたが、高齢で店を廃業しましたよ。
体力的にキツイと…それと人件費、光熱費が相当らしいです。
人件費ケチろうと思えば自分が店に立たねばなりません。
年中無休、２４時間営業…そうなるとこれがどういう意味を持つのかご理解出来ますでしょう。
臨時休業もコンビニでは許されないし。

それに万引きがかなり多くて損害もあるけど精神的に凹むらしいです。
人を見ると疑うようになってしまったとか。

話を聞いただけですが、楽な仕事じゃなさそうです。
店に立たないで自分は経営だけと言うなら良いけど。
人件費を削減するために家族さえ巻き込みかねないです。
知人も子どもや奥さんも働いてましたから。

正直、息子に継がせたくは無いから廃業を選んだのだそうです。
息子さんもその姿を見て育ってるから継ぎたくもないでしょうけどね。

経営者やその家族に労働条件なんて物は無いです。
家業となれば生活全てが仕事になってしまいます。
コンビニに限らず店をやるってのはそういうことです。
自分もコンビニじゃないけど店主で経営者ですから、知人の気持ちも痛いほどわかります。

Answer 3

フランチャイズはどこも、本部に逆らうとオーナー外しに合う。
持ち金をはき出させるだけの、気楽な稼業じゃない。

週刊ポストにその顛末が載っていた。

Answer 4

言葉遊びをするつもりはないですが、オーナー（加盟者）と言うのに「労働状況」を問う、考えると言うこと自体が違う気がします。

書かれているように、バイトや店長を探せないと自分がやります。
都会では比較的見つかりやすかったり、都会でも学生が多いか、老人の多い下町かでも違ってきます。

また少しでも稼ぎたくて、自分でやる方も多くいます。
複数店持ち、店長を雇う人も居ます。

「オーナー」の自覚がなくて、勤務者との考えが残っていれば不満が出て解約するはずです。
何故直営でやらないのか分かりますか。
・閉店リスクの軽減
・社員では労働時間が長すぎる。
・加盟者の方が必死ですから売り上げが上がります。

その事を考えれば答えは出るのでは。