NHK連ドラ「どんど晴れ」で、仲居頭が夏美に必要以上に、ちりひとつないように掃除させるのはなぜですか？

Question

NHK連ドラ「どんど晴れ」で、仲居頭が夏美に必要以上に、ちりひとつないように掃除させるのはなぜですか？

Answer 1

横浜の夏美が婚約者の柾樹に連れられて、初めて柾樹の盛岡にある実家の旅館を訪れた際は、柾樹が夏美と結婚して、そのまま横浜でホテルマンとして働くということだったので、旅館の女将、環（たまき）を始め、環の家族と旅館の従業員たちは、夏美を心から歓迎していた。

ところが、柾樹の祖母で、旅館の大女将のカツノが、柾樹に、環の息子の伸一がゆくゆくはリゾートホテルに建て替えるつもりでいて、反対しているのは自分だけだと伝え、それを知った柾樹は、実家に戻る決意をする。それを聞いた夏美が、退職すると決めたものの、人事の引き継ぎに追われ、なかなか盛岡に戻れない柾樹に代わって、一足早く旅館にやってきて、カツノの計らいで、仲居見習いとして働き始めたので、周りの人たちの対応が変わった。当然、その人たちのひとりである、仲居頭の時江もそうで、早く辞めてほしい夏美には、より厳しく指導するしかない。

そういうことですね。

ただ、旅館というところは、より清潔な場所で、宿泊客にはゆったりとくつろげる場所でもなければいけない。女将や仲居、旅館のほかの従業員たちは、それを徹底しているからとも言えます。また、その中でも、女将は、宿泊客の体調にも気配りをする必要があって、環が玄関で宿泊客の靴をズラして置いたのは、足が悪く、杖をついて歩くお客がいたから、そうしたんです。

さて、これから夏美はその逆境をどう乗り越えていくのか、また、旅館の「真のおもてなし」というものは何なのか、今後は、その両方を楽しみにドラマを観るといいと思います。

Answer 2

現在の女将が実子に旅館を継がせ旅館もリゾートホテル風に改造したいと思っていた。ところがおお女将が今のままで柾樹に旅館を継いでくれといわれそれを受け入れた。そしてそれを現在の女将家族にも伝えた。となると現在の女将が考えていたことがすべてパーになる。そこで柾樹の結婚相手である夏美にこれでもかこれでもかという修業をさせて夏美に女将のなることをあきらめさせようとしており、仲居頭も現在の女将の味方になっているので指導と称して必要以上なきつい指導で夏美に女将になることをあきらめさせようとしているのです。簡単に言えば明らかないじめです。