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美大出身者の方に質問です。僕は、美大に入ったものの、才能が乏しく、授業中絵を描くのが辛いです。将来のことを考えても、美術…

美大出身者の方に質問です。僕は、美大に入ったものの、才能が乏しく、授業中絵を描くのが辛いです。将来のことを考えても、美術の道に進みたいとは思えませし、無理だと思います。 美大から、普通の美術の関係ない企業に就職できた方いますか? どのような就職活動をされましたか? ちなみに、僕は現在一年生です。

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知恵袋ユーザーさん

回答(2件)

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    私は美大出身でwebデザイナーをしています。こう言えば、あなたから見たら美術の道に進んだ先輩に見えるでしょうね。でも、私は決して美大生の王道ルートを歩んでいません。自分は美術の才能で生きていません。 参考になるか分かりませんし長文になりますが、私の就職までの経緯をお話しします。(学校名を出したくないので、分かる人が見れば分かる程度に伏せておきます。) 私は東京の美大で、全国的に名前が知られている大学の出身です。学部はキュレーターの養成をメインに掲げているところで、あらゆる美術分野を広く浅く経験するのが特長です。入試の選択方によっては実技の変わりに小論文で入れるので、私は小論文で入学しました。 当初はアニメをやりたいという気持ちでいたので、美術予備校は映像科対策の授業を受講していました。内部事情を知っている方なら分かると思いますが、このような勉強をしていた人は所謂、美大生みたいなデッサン力は備わりません。 また、普段からマンガを真似てイラストを描くようなこともしていないので、絵が描けません。「映像科なら、絵の上手さは問われない。入学して授業についていけば画力が高まる」と甘い期待をしていました。 そして、試験は落ちて滑り止めの冒頭の学部(仮にA学部とします)に入学しました。このA学部は「もの作りを教える現場で社会と作り手の間に立てる人材を育てる」ということに意義がある学部でしたが入学する人の大半は私のような「行きたい学科にいけない落第者」か、「美大て格好いいね。実技なしでも入れるから来てみた」というノリの人ばかりです。そのため、私は早々に同じ学科の人と付き合うのをやめて、サークルを通じて知り合いになった他学科の人とばかり、付き合い時には教えを受けて大学生活を過ごしました。 A学部の生徒は絵を描くなどの実技的な能力は不合格レベルかそもそも絵を描くトレーニングをしていない人が大半で、入学後クリエイターの卵と言える他学部の生徒との差に愕然としてショックを受ける人が沢山います。そして、次第に「美大生なのに絵が下手」と悩み、学校内では「A学部コンプレックス」と呼ばれていました。私もそのコンプレックスで悩んだ一人です。 他学部の人と付き合ってよく分かったのですが、私も「絵が好き」「物を作るのが好き」です。でも「好き」の度合いが私とは桁外れでした。そもそも、授業だけ真面目にやっていれば、絵が上手くなるような世界じゃないし、いっぱしの仕事を得られるレベルに達する訳がありません。この人たちにかなわないと痛感しましたが、それでも、何とか並べる手段は無いか・・・そう考え下手だけど、味のあるイラストを目指してイラストを描いたり、Adobeのソフト類の使い方を覚えてアニメーションを作って気持ち的に並んでいました。 そして、就活のタイミングになり私は4年間付き合っていた他学部の友人たちのように美術系、しかも作る側の仕事がしたいけど、腕がないので諦めて普通の仕事をしようと思いました。でも、そう簡単に割りきれませんでした。 この時期ある教授と親しくなり、デジタル技術が美術分野にどんな影響が有るか、どんな可能性があるか熱心に教えてもらい、その可能生に身を投じて見たくなりました。その結果、大学と付き合いが有った理数系の大学院に進学しました。殆ど教授のコネで入れたような進学です。この大学院で、コンピューター全般について学び、デジタルとアートの融合の研究をするつもりになっていました。しかし、結局は大学院に馴染めませんでした。単位をとり、一応卒業しましたが、研究というものが全然自分にはあいませんでした。 今思うと、美術の未練も解消し理系の名で容易に就職できるという甘い考えがよぎったことと、自分の軸がないから悪い意味で教授に感化してしまったと思います。 でも、大学院にいるとき自分は高度な美術教育を受けていたんだと実感しました。例えば、大学院ではよく、自分の研究成果や途中経過をパワポイントにまとめて発表しますが、皆その資料のレイアウトが酷く見れた物ではありませんでした。私が指摘して直すと皆驚きました。この時、やっぱり私はクリエイターとして生きたいと本気になれましたし、十分美術的要素の下地が有ると自信が持てました。そして、Adobeのソフトを使うアルバイトに応募しまくり、拾われたのがwebデザイナーです。 その後は劣悪な会社を転々としたり、満足に職を得られず苦労しましたがが何とかwebデザイナーとして生き残れ、待遇のいい会社に入ることもできました。 美術に嫌気が指すのも、自信が持てないのも共感できます。でも、あなたは美大生です。美大生は一般の大学生とは明らかに違う発想や視点を持てますし、それを武器にすれば十分一般の大学生と対等以上に戦って仕事を得られます。自分の強みは何なのか?どうやれば武器になるのか?それは企業の情報を集め、自分と照らし合わせることで見えて来ます。 美術分野にいくべきか一般分野の仕事を探す方がいいのか?それはあなた次第ですが、自分の内なる声をしっかり聞き続ければ必ず道が開けます。美大で学ぶことは無駄にはなりませんよ。

    なるほど:5

    ありがとう:1

  • 美大の先輩に聞いたり 就職課で求人情報を見たり 歴代の就職履歴を見せてもらうなりすれば すぐ分かりますが 美術に関係ない就職の口の方が圧倒的に多いですよ。 だってよく考えてみてくださいよ。 文学部の学生は全員物書きか編集者にしかなれないんですか? 体育学部は全員スポーツ選手ですか? んなことないでしょ? そんな中、美術学部だけ美術関係しか就職の口が無いなんて 何かがおかしいと思うべきです。 そんなわけで、週明けにとりあえず就職課に赴いてみましょう。 それでだいたい解決するはずです。

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    なるほど:1

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