税関職員は税関に所属する国家公務員であり、「総合職」と「一般職」の二種類の採用があります。 「総合職」とは、いわゆる「キャリア」と呼ばれている、将来的に幹部職員になることが期待されている人たちです。税関職員の総合職の採用人数は大変少なく、毎年1桁台の人数の採用しかありません。 「一般職」は、現場のエキスパートとして活躍することが期待されている人たちです。全国には、函館税関・東京税関・横浜税関・名古屋税関・大阪税関・神戸税関・門司税関・長崎税関・沖縄地区税関の9つの税関があり、一般職の職員はこうした各地の税関にそれぞれに採用され、その土地を拠点に仕事をすることになります。 小樽商科大学の場合、総合職として採用されるのはかなり厳しいと思いますが、一般職採用については十分可能でしょう。 税関職員以外の公務員についても同様で、国家公務員であれば一般職採用の他、専門職試験のなかの財務専門官、国税専門官、労働基準監督官など、地方公務員なら上級試験の合格・採用なら可能だと思います。 税務職員になるための国家公務員一般職(大卒程度)の試験内容は次の通りです。 http://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/jyukennannnai/jyukennannnai_daisotsuteido_ippannsyoku.pdf 行政区分の場合は、基礎能力試験、専門試験、一般論文試験(以上1次試験)と人物試験(2次試験)からなります。出身学科との関係の深い専門試験の内容は次の通りです。 次の16科目(各5題)から8科目(計40題)を選択して解答する。 政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学、国際関係、社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般) 学問分野別に見ると、政治学分野が2科目、法学分野が4科目、経済学分野が3科目、経営学分野1科目、その他6科目となっています。 小樽商科大学の商学部に照らし合わせて考えると、企業法学科≧経済学科>商学科>社会情報学科の順におススメします。
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