解決済み
化学メーカーの設備系技術職ってそんなに危険な職業でしょうか?某大学大学院の機械系専攻の修士二年の者です。 就職活動で大手化学メーカーのエンジニアリング部門と準大手産業機械メーカーから内定を頂き、年収や福利厚生を総合的に勘案して大手化学メーカーを選ぼうと思っていたのですが、この休みに実家に戻った際にそのことを両親に報告したところ、強く反対されました。 両親曰く 「化学メーカー、それも設備系の仕事は危険が多い」 「体力勝負の仕事だから線の細いお前には務まらない」 「万が一のことがあった時に遺骨がなくなる」(溶けたり散乱したりするから?) とのことでした。 親の言い分もわからないでもないのですが、心配しすぎでは?という感も否めません。 そんなに化学メーカーの設備系技術職は危険で、体力勝負の世界なのでしょうか? ちなみに、化学メーカーを選んだ場合は国外勤務はありません。
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大手化学メーカーの設備・生産技術職をしています。 危険度は製品の種類(石油化学(エチレン等)・化学品ガス(水素・アンモニア等)・粉体(カーボン等))と建設経過年数によります。 製品自体が危険物に指定される工場ではヒューマンエラーですら大事故につながるので、運転は基本自動化・保全も事故防止を設備的な歯止めがあります。なので設備の安全管理は万全なはず。 機器の設置等の施工管理についてもオペミスで災害が確実に起こらないように、電気・計装のインターロックやシーケンスで安全管理は問題ないと思います。 また毎年、社内規定に則り設備の安全リスク管理を行い安全性の維持・向上に一定の資本を注入しているはずです。 よってこのような製品の工場であれば問題ないでしょう。 ネックはそれ以外の危険性の低い製品や老朽化が進む整備です。この場合、安全管理の費用対効果が薄く、安全管理の一部を人為的にマニュアル等でこなしています。こういった工場ではヒューマンエラーによる巻き込まれ・転落などの危険性は少なからずありますね。 ちなみにご両親が言われるような「遺骨がなくなる」ような大事故があれば、その事業は存続出来ず、最悪企業自体が経営破綻しますね。(監査・是正完了まで操業停止→供給不可により顧客減と損害賠償請求) まぁ意図的に起こさない限り、そこまでの事故はまず起きないでしょうね。 また化学メーカー内の職種で設備保全の工務は体力は必要です。自動車メーカーと違い、保守保全の計画停止を除けば1年365日連続運転が普通です。というか頻繁に停止出来ません。 よってトラブル=駆り出されると考えた方が良いですね。体力もさることながら精神的にもタフじゃないときついでしょうね。 ※石油化学系などの危険性の高い製品の工場はそう頻繁にトラブらないように設計してありますが。頻繁にトラブルと危ないし。 まぁあわない場合、大手あれば各工場の工務部門以外にエンジニアリング部門などもあるので、将来的にそういった道も色々ありますよ。 よって ①危険性は配属される工場の製品と建設経過年数によりかなり異なる。(危険性の低い製品と古い設備ほど逆に危険) ②初期配属は各工場工務部門の可能性が高く、体力・精神的なきつさは①と同様に異なる。 長文ですが参考までに。
なるほど:3
全く間違った認識ですね。万が一の事故が起こった時に駆けつけるのは消防隊であり、設備ではありません。骨が無くなるなんてことを心配しているのは頓珍漢もいいところ。また、設備系技術職は腕力は必要ありません。元々、人が持てるような重量を遥かに超えており(通常、部品でも数百キロから数トン)、殆ど全て機械で作業が行われ、しかもそれは専門業者にさせます。社員はその業者に対して口頭で指示するだけです。化学メーカーに限らず、建築土木以外の一部上場企業で死亡事故が起これば、昨今、必ず報道ネタになります。安全管理に不備はなかったかなど徹底的にたたかれます。年に何回そのようなニュースを聞きますか?その際、設備担当者の死亡事故は何件ありますか?頻度はその程度で、そのレベルです。どちらが良いかは、ちゃんと仕事内容で比較して決めるべきで、化学メーカーだからダメと言う両親の言い分は明らかに認識不足で間違ったアドバイスですね。
若いときは多少は現場をやらされると思いますが、院卒の社員ですので、最後は机上業務が中心になってくると思います。 大手化学メーカーが危険で、体力勝負ということは全くないと思いますよ。 体力勝負という意味では徹夜で報告書を作成するというようなことは、多々あると思いますが。
なるほど:1
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