解決済み
船員の方にお尋ねします。 よく船員は危険を伴うと聞きますが具体的にどのような点が危険なのでしょうか? やはり海が荒れた時でしょうか?
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海が荒れても船が沈まない限り生きてます。自分の荷物やら何やらがぶっ飛んで自分に当たって怪我する、扉で指を挟むなんていうのはあり得ます。でも、そのくらいです。 船員の危険というのは、他の回答者の方が書いているように、出入港時のホーサー(太索)やウィンチ(係船機)やウィンドラス(揚錨機)の取り扱いなどによる部分が多いでしょう。また、着岸時、ヒービングライン(先取りロープ)を送りますが、これはロープの先におもりがついていてこれを陸へ投げるわけですが、強風の日は風にあおられて戻ってきて、当たりそうになることもあるし、コンテナ船ならガントリークレーンで荷役してますが、ガンマン(ガントリークレーン操縦者)の操作ミス、機械不具合などで、コンテナが落ちないとも限らないし、強風時にコンテナがぶつかってくることもあります。 タンク洗浄でタンク内に入るときは、酸素があるかどうかをチェックしないと、酸欠で死にます。
着離桟時は危ないですよ。 ボートで引っ張られているホーサーに巻かれたら1秒後には死んでいます。 運が良ければ手or足切断。 あとは係船機の影に入ってしまい係船機に巻かれてしまう。 と船で死ぬのって係船索がらみが多いです。 あとはカーゴで荷役スペースに落ちたりですね。 最近はないけど昔はケミカルタンカーでガス検をしっかりやらないでタンククリー ニングをやりに行って死んでしまうとか。 風の強い日にコンテナに挟まれて死んでしまうとか。 海が荒れてもボロい船でなければ全然大丈夫ですよ。 台風や爆弾低気圧来てるのに航海する船いませんから。 台風や爆弾低気圧来ている時にAISで船の動静見ててください。 まず走ってないです。
現在の船舶では、船の構造や機器設備、自然災害が主な原因の危険という物は技術や意識、規則などの充実によりあまり多くはありません。 それでも船種毎に、それぞれの危険はまた別にありますし、時代と共に危険な内容も変わってきています。 見る角度が違いますが、あえて出すとすれば、共通する一番の危険は、どの様な事故、病気になっても、陸上の様に直ぐにはちゃんとした治療ができない。という危険でしょう。 他に多いのは、ヒューマンエラー(人的要因)による危険がほとんどです。 例えば、海が荒れた時等の目に見える危険が迫っていれば、人は身構え危険を想像するので逆に無意識にも注意力が増しますから、危険が迫ってきても対処できますし、危険が迫る事がない様、事前に措置をとるでしょう。 なので、逆に慣れた作業中や、いつもと変わらない平穏な日々等に一見、目には見えない大きな危険が潜んでいる場合が多いのです。
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