解決済み
就職活動中の大学4年女子です。ある大手食品メーカーの人事担当の方に面接の時、最後になんでもいいから質問ありますか、って聞かれたので 「卒業するまでに取っておいた方がいい資格とかがもしもあれば教えてください」 と聞いたら、特に資格とか取る必要はありません、もしも内定が出たら残りの大学生活を十分に楽しんでください、と言われ「もしもどうしても何か勉強したいならフードアナリストっていう資格があるから勉強してみてください」と言われました。その企業は落ちましたが、日本を代表する誰でも知っている食品メーカーです。 フードアナリストってどんな資格ですか。 食品メーカーへの就職や転職に有利になるって複数の友達が言っていましたが本当ですか? もしもご存知の方がいらっしゃれば教えてください。
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初めまして、僕もフードアナリストです。 その立場から質問にお答えさせていただきます。 よろしければ、今後の参考にしてください。 フードアナリストとは、食ビジネスに関連した民間資格です。 食に関する公的な資格は、「調理師」と「ホテルレストランサービス技能士」くらい(もしあえて入れるなら、「管理栄養士」も)くらいではないでしょうか。 日本ではほとんどが、よく知られた「ワインソムリエ」も民間資格です。 民間資格ですので、正直資格によって取る価値のあるものから、お金をかけるだけ無駄な資格もあります。(きつい言い方ですが) フードアナリストは、資格導入企業を見ても、正会員(年会費を払って会員登録をしている人)数からも、評価は大変高い資格であると言えると思います。 では何が高く評価されているのか? 一つにはフードアナリストがおそらく唯一の、消費者側の資格であると言うことです。 需要と供給と言う言葉を、経済学部の方でなくても現役大学生であればご存知かとは思いますが、消費者側=需要と言うことです。 あなたがどれほど食に関して勉強しても、食品会社の開発部門の長やレストランのシェフは、その道のプロです。 昨日今日勉強して身につけた知識など、そういった人たちからしてみれば、はなから知っていることばかりです。 そう言う人たちが知りたいことは、今需要が何にあるか? であればこそ、消費者目線の情報が欲しいのであり、消費者目線の資格が注目されているのではないでしょうか? また「フードアナリスト」は食の情報の専門化と紹介されますが、アナリストとは何でしょうか? アナリストすなわち分析官(者)です。 日本語では情報とは、゛情報”しか単語がありませんが、例えば英語ではinformationとintelligenceと言う単語があります。 どちらも日本語に訳すと情報ですが、その意味合いは大きく違います。 informationインフォーメイションとは、生情報のことです。 例えば「ブルーボトルコーヒー」が大人気らしい。 これはインフォーメイションです。 では「ブルーボトルコーヒー」って何? と情報を集め、どこで、どのようなコーヒーを、いくらくらいの価格で売っていて、資本はどこで、そもそも大手のチェーンか否か? そうした情報を整理・加工した情報がintelligenceインテリジェンスです。 ですから変な話、CIAはセントラル・インテリジェンス・エージェンシーであり、インフォーメイションではありません。 アナリストとは、インフォーメイションをインテリジェンスに加工する役割を担う人であり、「フードアナリスト」とは正に食の情報の分析官です。 ですから「フードアナリスト」協会においては、 食の情報を受信し、 収集し 読み解いて 発信する のが「フードアナリスト」であると定義されています。(フードアナリスト4級教本) アナリストとはこの読み解く=分析するのを担うわけであり、「フードアナリスト」を独特な存在にしている部分であります。 実際のところ、どんな資格を持っていようが、手に入れられる情報はそう大きく違うものではありません。 テーブルマナーの知識は、どこの資格団体で勉強しても同じのはずです。 むしろそうした情報をどう受け止め、どう読み解いていくのか、その教育・訓練こそが「フードアナリスト」を独特たらしめ、多くの企業に評価されている所以であると思います。 最後に、資格によって就職や転職に有利になることもあるかもしれませんが、資格は取って終わりではなく、取ってからのアップデートが大切です。 どんな資格でも取りっぱなしでは、錆付いてしまうだけでしょう。 とは言え、僕達は常に新しい仲間を待っています。 まずは4級を取ってみては? 長文失礼しました。
なるほど:1
フードアナリストが具体的にどんな資格かについては他の方も回答していらっしゃいますし、日本フードアナリスト協会のHP他、インターネットで調べればおわかりになると思いますので、補足的に書かせていただきます。私もフードアナリストです。「食」の多岐にわたる分野を幅広く学べることはもちろんですが、学習を進めていくうちに自分が「食」という分野の中で本当に好きなもの、向いている分野がわかってくるところもこの資格の大変面白いところです。さらにこの資格は食の業界だけにとどまらない様々な職業やいろいろな年齢、バックグラウンドを持った様々な方々と「食」というキーワードの元に知り合える場所でもあります。私自信もこの資格を取ったことでたくさんの素敵な仲間に出会うことができました。今や食べること、好きな食べ物について語ることが大好きな人たちに囲まれています。この資格を就職に有利にするもしないも、あなた次第。履歴書の資格の欄を埋めるだけに取得するのではもったいない、と私は思います。所得したらそれで終わりではなく、学習し続けることで就職や転職だけでなく、あなたご自身の人生に生かせる資格だと思います。
私はフードアナリストです。資格を取って本当に良かったって感じてますので、少し説明しますね。 フードアナリストとは、食・食文化に関わる知識を体系的に学んで、単に味覚だけでなく、食育、栄養学、レストランの内装・サービスや料理の歴史・食に関する法律・マーケティングまで、総合的に段階的に学び、レストランそのものから食品・食材を分析・評価する知識と教養を身につけた、食・食空間を分析・評価する専門家です。 フードアナリストとして学ぶ食の分野は大変幅も広いですが、 生産者と消費者をつなぐ知識を身につけたフードアナリストは、食に関する様々な分野で活躍してます。 例えば、大手食品会社の商品開発・販促プロモーションのアドバイス、飲食店のサービス改善に必要なミステリーショッパーや、雑誌・専門誌での記事の執筆、カルチャーセンターでの講師等、さまざまな食の専門家であり消費者サイドの視点を身につけたフードアナリストは多くの分野で注目されています。 ですから、多くの食関係の企業様、メーカーさまにおいても、フードアナリストな資格を導入され、食の知識を高めるひとつの指針としているようです。資格をとられたらお給料があがるといった企業もあるようです。 また、同じ志をもつ仲間もできるので、私はこの資格を取って良かったと感じています。 長くなりましたが、少しはお役に立てたら嬉しいです。 頑張ってくださいね。
フードアナリストは食の情報の専門家です。 また単なるグルメを語る資格ではありません。 尊命敬食の精神で食の大切さ重要さを伝えます。 食品会社のみならず、サービス業を営む会社では社員の自己啓発として、また資格手当の対象としてフードアナリスト資格の推奨する会社が増えています。 どのような会社が推奨しているかはフードアナリスト協会に問い合わせると判ると思います。 もしかしたら貴方が就職先として希望する会社も含まれているかもしれませんね。 どちらにしろ人事はやる気を重視すると思いますので、資格の取得は就職活動ではプラスイメージになります。 またこの資格の特徴は取ったら終わりではなく、常に情報が更新されていく食の世界ですから、知識を最新にするために、協会セミナーやフードアナリスト仲間同士の交流も盛んです。自分の食のネットワークが出来るのも魅力のひとつですね。ちなみに私もフードアナリストです。取得して人生が豊かになりました。
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