解決済み
私は現在高校一年生なのですが将来は高校教員になりたいと考えています。そのために教員免許を取ろうと思うのですが、教育学部とその他学部の違いがわかりません。自分は英語教員になりたく東京学芸大学か埼玉大学の教育学部で教員免許を取りたいのですが、調べてみると東京外国語大学の言語文化学部や一橋大学の社会学部でも英語の教員免許が取れるようです。どれも免許はとれるようですが教育学部とその他の学部では学べる内容がどのように違うのでしょうか。教育学部のほうが免許習得に特化しているのでしょうか。また、自分は埼玉県の高校で教鞭を執りたいと考えているのですが、そのためには埼玉大学のほうが有利なのでしょうか。回答よろしくお願いいたします。
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仮に高校英語教員として採用されたとします。 仕事はどんな事をするのかを想像してみて下さい。 まず当然なのが、英語と言う授業を担当しますよね。 これが基本です。 それ以外に担任としてクラスを持ちます。 そうして進路指導とか生徒指導とかをやったりしますし、特別活動の授業(ホームルームとかLHRとかと呼ばれている物などのこと)や総合学習も担当したりします。 教育学部では担任としての指導内容を中心に勉強します。 逆に外国語学部などでは英語その物の内容を中心に勉強します。 ただし、どっちも教員としては大切な能力です。 なので本当は両方出来ないといけません。 ただ両方を4年間で完璧にするのは無理なので、どちらか片方をメインで勉強する訳です。 ただどっちが重要かと言う訳では無いので、質問者様がやりたいと思っている方を中心に考えた方が良いですよ。 なお、免許を取るのが楽なのはどっちだ?と言う事だと、教育学部系の方が実は簡単です。 これは大学の仕組みに関係がありますが、大学を卒業するためには「単位」と言う物を一定以上集めなければなりません。 教員免許を取る為にも一定以上の「単位」が必要です。 ただこの「単位」の中には、"卒業だけに使用できる単位"もあれば"免許にだけ使用できる単位"もあります。中には"卒業にも免許にも使用できる単位"もあります。 卒業に使用できる単位って言うのは、基本的にはその学部や学科に関連する単位の事です。 外国語学部でひたすら酪農とか水産の単位取っても外国語学部に関係はほとんど無いでよね??? この理論で考えてみると、外国語学部で教員免許を取るための勉強って言うのはメインの勉強じゃないですよね? 授業の指導法とか教育の歴史とか習っても外国語に関係が無いからです。 なので卒業の単位とは別に免許用の単位が必要になって来ます。 教育学部の場合は教育の歴史とか教育の指導法とかはまさにメインの内容ですよね。 さらに教員免許を取るための勉強は教育学その物です。 なのでほぼ全部の単位が卒業にも使えるし免許にも使える単位になります。 つまり教育学部の方がトータルで取る単位数としては少ない訳です。 ただここも人による考え方で、沢山勉強した方が良いって考える人も居れば、勉強は最低限で良いって言う人も居ます。ここも質問者様の考え方次第の部分です。 なのでどっちもメリットもデメリットもありますよ。 その辺を含めて質問者様がどんな教員になりたいかって言う部分から進路を決めて見ても良いと思いますよ。 教員目指して頑張って下さいね。
>埼玉県の高校で教鞭を執りたいと考えているのですが、 >埼玉大学のほうが有利なのでしょうか。 ☆公立幼稚園・小学校・中学・高校の教員採用試験の合否は、 一次の筆記試験と、二次の面接で、決まります。 →そのため、 例えば、 ・偏差値が高い有名大学教育学部を卒業したAさんは、 試験の点数が悪く、あっけなく不合格。 ・有名大学の教職大学院を修了(卒業)したBさんは、 試験の点数が悪く、いとも簡単に不合格。 ・きいたことない無名短大を卒業したCさんは、 試験の点数が良かったので、すんなり合格。 ・・・となる場合もあります。 ※公立学校の教員採用試験の場合、 ・卒業した大学、短大はどこか? ・卒業した学部・学科・専攻は、どこか? ・・・といったことは、 合否に、関係ありません。 >教育学部とその他の学部では >学べる内容がどのように違うのでしょうか。 ☆教育大や教育学部の場合は、 あくまでも「小学校免許を取得して、小学校の先生になる」ということを、 メインの目的にしている大学が多いです☆ (例)文教大学教育学部の場合、 「小学校免許と中学免許の両方を必ず取得しなければ、 卒業させません」 ・・・となっています。 →なので、例えば、 「英語について、いろいろ学びたくて、 教育学部英語専攻に進学したのに、 なんで、 ・4分音符と8分音符と16分音符の違い、ピアノ演奏のやりかた ・玉止め、玉結び、まつり縫いなど裁縫や、ミシンの使い方 ・アルコールランプの使い方、アルコールの補充のしかた ・水泳、鉄棒の逆上がり ・図工の作品制作 ・書写、書道、お習字 ・・・とか、 やんなきゃいけないの? でも、こういった実技教科も、ちゃんと全部きちんと勉強しておかないと、 小学校免許がとれなくなるから、 卒業できず、留年しちゃうし・・・。 その代わり、 英語に関する授業は、 4年間の合計で、たったの15科目しかなくて、 基礎的なことだけ、1通りさらっとやってオシマイ。 こんなんで、いいの・・・? 英語について、もっとたくさん学びたかったのに・・・。 入学する前に想像してたのと、全然違う・・・!!! こんな大学、来なきゃ良かったかな・・・」 ・・・と、 後悔することになる可能性もありますので、 まずは、いろんな大学のパンフレットを取り寄せて、 調べてみましょう。
まあ、一般論なのですが・・・・ 教育学部の場合では、教員免許取得が卒業のために必須の場合もありますが、そうでなくてもだいたいの卒業に必要な単位が教員免許取得に必要な単位とかぶっています。 教育学部以外の場合では、卒業に必要な単位にプラスして教職の単位も取得しなければいけないため、単純に比較すると教職を取っていない同級生よりも時間の余裕はなくなります。
単科の教育大や教育学部はどちらかというと小・中の教員養成を目的としています。特に小学校免許は教育学部でないとほとんど取得出来ません。埼玉大も同様です http://www.edu.saitama-u.ac.jp/content/dept_test2_12.html 一方高等学校免許と中学校免許はほぼどの大学でも学ぶ内容に応じて取得出来ます。例えば ・文学部・・国語or英語or地歴。 ・法学部、経済学部、経営、社会学部・・公民 高校英語をとりたいのなら埼玉大でしたら教育学部しかありませんが、実際に英語の教員をやっている方は教育学部ではなく、他の大学の文学部英文科あるいは外国語大学卒の方が多いはずです。 ちなみに私は京都府立高校卒ですが、英語教員といえばまず京大、阪大(旧大阪外語大を含む)、神戸大、京都教育大、同志社でした。 関東であれば当然、筑波大、横浜国立大、東大、慶応、上智、東京外国語大などの文学部あるいは英語系学科卒が多いと思います。 大学がどこであるかは採用試験には一切関係ありません。埼玉県出身で京大文学部英文科の学生が受験する可能性だってあります。 採用試験の合否は一次試験の出来でほぼ決まってしまいます。一次試験は学力競争試験ですから結局のところ難関大の卒業生が強くなりますね。 高校と中学の英語教諭免許が欲しいのなら、埼玉大に拘らず広く文学部や外国語学部がある難関大に進学してください。
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