沿岸漁業の一番の課題は儲からないことと思います。 その原因は様々で、浜値が安い、資源が減った、船・網・機械・油等コストや税金がかかる。 儲からないので後継ぎに任せる余裕がない。負の連鎖です。 けど、解決する術はあると思います。 浜値が安いのは一般の方がスーパーとかで買う値段はある程度決まってて、そこに届くまでの流通コストが必要で、売り手側の漁師が儲かるために必要な最低価格を決められないことです。ただ国として食料とか消費物価格が高いことは善政ではないので浜値が高くなるよう政策が進んでないです。 資源は漁師の獲りすぎが言われてますけど、真実は違ってて、沿岸の埋め立てで魚や貝の住処がなくなり、下水処理とか工業排水の規制で窒素リンなどの海の栄養が減らされて魚が育つエサがなくなってしまったことと思います。住処と栄養をふやせば魚は勝手に増えます。事実排水垂れ流しの中国沿岸で魚が増えてます。毒物の垂れ流しはいけませんが。 コストは漁師の人数が減って大量購入の購入価格安のメリットが薄れてしまったと思います。 また、最近では円安円高も資材コストや浜値に深く関わってます。 漁業継続のためには漁師が賢くなって漁業で収入と費用を細かく算出して儲かる仕組みづくりができてこそだと思います。数十年前のように獲るだけの漁業では続かないと思います。 儲かれば後継者もできて全体の幅が広ってメリットがでてきます。 長文失礼しました。私見ですがご参考まで。
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