「研究で安定の収入」が得られるとなると、研究職ですかね。 日本臨床心理士会会員の動向調査(2007)によると、臨床心理士の主たる勤務領域は、多い順に、保健・医療28.8%、教育23.8%、大学・研究所17.5% となっています。 研究職といえるのは大学・研究所勤務の17.5%でしょう。ほとんどが大学教員です。 研究職以外の臨床心理士が研究をするかどうかは、勤務先や本人の意向によります。 正規雇用の場合は、非常勤よりも研究をするよう求められることが多いかと思います。 しかし、あくまでも仕事の一環ですから、例えば医療機関に勤務している臨床心理士が研究をしたとしても、仕事が増えるだけで別に給料が増えるわけではありません。 むしろ、学会の会費や参加費など出費が増えます。 なお、研究職を目指すのであれば、必ずしも臨床心理士資格を取得する必要はありません。 心理学といっても広いですから、臨床心理学以外の分野で研究をするなら、臨床心理士資格は全く必要ありません。 臨床心理学の研究をするとしても臨床心理士資格は必須ではありませんが、研究の内容によっては臨床心理士資格があったほうが便利な場合もあるかも・・・という程度です。 心理学の分野で研究職というと、大学教員くらいしかないのが実際のところです。 研究職として大学などに常勤のポストを得たいなら、資格よりも学位と研究業績が必要です。博士号を取得し、よい論文をたくさん書きましょう。 臨床心理学の領域で大学教員になるとしたら、求人の受験資格に臨床心理士資格が挙げられている場合も多いので、応募できる求人の範囲を広げてポストを得る可能性を高めるという意味では、臨床心理士資格を取得しておいたほうがよいでしょう。
1人が参考になると回答しました
研究職もいるでしょう。 ただし、心理学の権威は、ほぼ全て精神科医です。 心理学をいくら研究しようと精神科医の研究者を超えることは不可能に近いでしょう。 低待遇、低収入で安定する事はできます。
< 質問に関する求人 >
臨床心理士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る