高校で講師をしている者です。 おおまかに説明すると、以下の通りです。 専任教員:正式には「教諭」と言い、民間企業でいう「正社員」と同じです。採用されれば、事件や大きな問題を起こさない限り、希望すれば定年退職するまで勤務できます。 常勤講師:民間企業でいう「契約社員」と同じです。仕事の内容は、基本的には専任教員と同じですが、学校によっては常勤講師には入試問題の作成には参加させない、正担任は持たせない、職員会議での発言権は与えないなど、業務内容や職務上の権利の一部に制約がある場合もあります。 また常勤講師は年度毎の1年契約が多く、その先生の能力等の評価によって翌年度の契約更新が決まり、場合によっては専任教員に昇格することもあれば、2~3回契約を更新されるものの専任教員に昇格できずに他の学校へ移ることもあれば、よりよい待遇や労働環境を求めて自分の意思で他の学校へ移ることもあれば、能力不足で1年限りでクビになることもあります。 非常勤講師:原則として、教科の授業のみを担当する講師です。毎日勤務しているとは限らず、学校にいない曜日があったり、曜日によっては午前中で退勤、午後から出勤というケースもあります。 なお契約については概ね常勤講師と同じですが、能力評価だけで非常勤講師からいきなり専任教員に昇格させてもらえるケースは少ないようです。(非常勤講師からいきなり専任教員になる場合は、専任教員の採用試験を受験して合格したから、というケースのほうが多いです。)
なるほど:6
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