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ブラック企業を失くすには、法律のような負のサンクションではなく正のサンクションを与えるべきだと考えてるのですが論拠があり…

ブラック企業を失くすには、法律のような負のサンクションではなく正のサンクションを与えるべきだと考えてるのですが論拠がありません。 ブラックな労働環境の支店に罰を与えるのではなく、ホワイトな労働環境の支店に褒美を与えてるような会社って知りませんか

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回答(2件)

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    法律を強化したとしても、報奨を与えたとしても、企業を取り巻く日本の構造がそもそも、労働基準法を遵守することを不可能にしています。ブラック企業は必然的に誕生してきたのです。しかも、長時間労働、残業代不払いは、もう何十年も議論が続く問題で、景気に左右されているものではないことは明白です。それは、良くも悪くも、政策のない先進国化の影響が原因だと思われます。 そして、日本人は、給料だけが先進国だったことに気づくべきです。その高い教育を現代の状況生かせないガラパゴス国民になりつつあります。なぜなら、国民が国境を越えられないからです。 1970年代終わり、この頃の経団連の会長のコメントがあります「日本はサービス残業がなくなれば経済が崩壊するんだよ・・・」 高度経済成長は、日本人の生活水準を上昇させました。やがて日本は先進国の仲間入りをしますが、先進国化は、「人件費の上昇」につながります。また、生活水準の上昇の意味するものは、単に賃金の上昇だけではなく、福利厚生や、社会保険などの雇用関連コストも上昇です。週休二日、長期休暇、有給休暇取得率上昇その他の休暇制度の導入などを企業側に迫られ、これらは、企業の生産コストに直接的な影響を与えます。これらが、先進国化の影響です。 もともと、潜在的に日本は国土が小さく、太平洋戦争を経たとは言え、狭い国土に1億人以上もいる国家では、労働人口はもともと余剰でした。(まあ、拡大政策から戦争というカードを引いたのはそれらの理由が大きいのですが・・・)しかし、教育は大戦前から普及しており、国民の生活水準が上昇するのは明確に予測できることでした。日本にとって幸運だったのは、高度経済成長に助けられたことです。これにより、それらの事実は目隠しされてしまいました。そこへオイルショックに伴う成長停滞が起こります。日本人は、はじめて、先進国症候群、つまり労働人口過剰、人件費高騰の現実を突きつけられるのです。それは、日本の通貨「円高」によりさらに悪い影響に拍車をかけていきます。そこで大企業製造企業が選んだのが、「生産拠点の海外進出」でした。 この後、バブル経済を経ても、日本人の賃金は国際比較で額面が高騰したままでした。そこへしびれを切らした経済団体は、ついに日本の労働者の賃金水準を下げる強制リセットボタンを作るよう政治へ働きかけます。それが「派遣法」です。非常にブラック化しやすい素地を作ってくれました。 さて、このように考えると、日本は、狭い国土、少ない資源、過剰な人口の三悪を備えたまま、戦前は大戦という最悪なカードを切り、戦後は高度経済成長甘受という無策路線をひたすら進みました。そのつけが、2015年の現在の状況です。本来そのような国家の取る路線が、昔なら帝国主義でしたが、現在それは通用しません。その点、欧米諸国は上手く乗り切ったと思います。16世紀に国土を拡大し自国の影響を世界の隅々に広めることの成功していたのです。これはただ単に国家的影響力だけの問題ではなく、「文化の浸透」という通商に有利な地盤の形成にも役立っています。帝国主義が通用しない現在、貿易通商で売り上げを上げる・・・当然のことです。しかし、販売先の海外に通貨や言語などの文化的地盤がある国とない国はどちらが有利でしょうか。 こういうことです。コカコーラは世界中で飲まれ巨額の利益を上げている。アップル社のIT機器は世界中で使われている。Windowsは世界のスタンダードになった。スターウォーズは全世界で公開され、それ自体が関連事業を含め巨額な利益を上げる・・・・。全ては、英語が普及し、ドルが多くの国で単位として使われ、人の往来も生活レベルで可能である状態であるから可能なのです。 さて、日本にはこういう旨みはどのくらいあるでしょうか・・・。狭い国土の中で有り余る労働者の数・・・。簡単な需要と供給の問題は決してなくなることはありません。しかし、日本人個人は、ITが世界的に門戸を広げているのにも関わらず、未だに日本語しか読み書きできず、国際化の恩恵を国民自ら否定する傾向がある。日本人は、高い教育がありながら、どこへも行くことができない。それが、ブラック企業の発生を許しているのです。 永遠に続くと思われた高度経済成長幻想・・・日本人は、いまだにそれから脱却できない。なぜなら、あらゆる世代が、いまだに、「企業や政府や法律」が変わることを望んでいるからです。もう、そういう時代は来ないと諦めることからしか、ブラック企業の問題は解決できないでしょう。

  • 確かにありますが圧倒的に少ないですね。よってそういう会社に面接しても倍率が高くなかなか受かることが困難ですし、従業員も辞めませんから求人自体も少ないです。 よって世の中はブラック企業だらけですから従業員がブラックからホワイトに変えるしかないと思います。 そうするには、労働者自ら労働法を学んで会社に労働組合をつくり正しく機能させることです。 労働組合がなければ会社の一方的な労働条件になってしまい従業員が会社に話あいの申し入れをして会社が拒否しても法的におとがめはありません。 しかし労働組合をつくると状況は一変します。労働組合をつくると会社と対等に話あいが出来る権利、団体交渉権(憲法28条労働3権)が得られ団体交渉は正当な理由なく拒否できません。拒否したら禁固刑を含む厳しい罰則があります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=wM1yvU6pe_A&sns=em 最近は労働組合をつくるきっかけとして個人加盟労働組合もありますし、労働組合をつくると就業規則より効力の強い労働協約を締結出来ます。 法規の効力の順番に憲法>法令>労働協約>就業規則>労働契約>業務命令になります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=qYkSA_d32PI&sns=em 労働組合をつくることにより会社から妨害行為や団体交渉がこじれたりしても労働委員会という機関に不当労働行為の救済申し立てが出来ますhttp://www.youtube.com/watch?v=KyyZrYLYuvk&sns=em 詳しくはネットで労働相談ホットラインと検索してフリーダイヤルで電話相談してみてください。

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