平成21年度以降の一級建築士試験は、以前と異なり4教科から5教科へ変更され、大幅に難易度が向上しています。以前の一次試験の合格率は約20%ほどでしたが、21年度以降は、約15%ほどです。また、二次試験の製図試験の内容も大幅に変更となっています。合格率も以前の50%から40%ほどに合格率が低下しています。 よって、一次試験と二次試験の両方に合格する確率は、昨年度7.4%でした。 また、一級建築士は誰でも受験できる資格ではありません。 二級建築士を取得して4年間の実務経験を得ている者か、建築系の大学を卒業して2年間の実務経験を得ている者が、受験できる資格です。 つまり、専門家が受験する国家試験なのです。 一次試験も6時間半の長時間の試験時間です。5教科の試験を受け、それぞれの足切りのうえに総合点で8割近くの点数を取らなければ合格できません。 その一次試験の合格者が、二次試験を受験できますが、これも6時間半の試験時間で、記述と製図の解答をしなければなりません。21年度以前は、記述試験はありませんでしたが、現在は、記述試験が50点、製図試験が50点の配点で総合点で70点以上の得点が必要です。 以前のように製図するだけではなく、どのようなコンセプトでプランを計画し、構造や設備、バリアフリー法などについての設問に解答しなければなりません。 製図のほか、総合的な知識も必要なのです。
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難易度をどう表現すればいいのかわかりませんが…。 合格率で言うなら、一次の学科試験で約20%。合格後、二次なの製図試験が約50%。 誰でも受けられる訳ではなく、受験資格が必要で、最も多いのは建築系の大学卒業後に2年間の実務経験を積んだ人です。 最短で受験出来るのが25歳で、合格者の平均年齢が33歳。20歳代は勉強し続けている感じです。 最近は資格取得のための塾のような所に行くのが当たり前の様になっています。仕事が終わってからとか週末に通っています。一年で70~80万と、かなりの金額です。落ちたら水の泡。足元を見られている様で腹が立ちますが、みんな行くので行かないと受からない。というか、大金払ったから必死になるというか…。 とにかく、大変な試験ですが、取れば一生モノですし、30歳代で持っていないと仕事に支障がでます。なので、みんな必死に頑張ります。 ただ、一問一問が難しい訳では無く、範囲が広くて大変という事です。
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