派遣会社の面接というのが、派遣会社に登録するにあたっての面接で求職活動にあたるのであればたぶん大丈夫ですが、派遣先との顔合わせや職場見学は厳密には違うので、求職活動にはなってこないはずです。 なぜか? 派遣会社と雇用関係があるので、派遣会社の社員は派遣先と面接をする必要性がないどころか、派遣社員の面接をした結果で採用しないなどと決めることが違法だったはずで、派遣先と派遣会社の社員が面接するということがあり得ません。したがって、職場の見学や派遣先との顔合わせは派遣会社に属する派遣会社の社員としての業務の一環にすぎず、要は仕事をしたってことで、緊急の仕事をしたのは失業認定日をすっぽかせる正当な理由になりません。 派遣会社が事実と違う証明書を発行して、給付を受けると不正です。この場合の不正受給による返還義務は不正に加担した派遣会社にも返還義務が生じます。不正が発覚すると受給資格ははく奪され、受給資格は得られているのではく奪された受給資格にかかる雇用保険の履歴も全部か一部がなくなる場合があります。 ということだけは念頭に入れておきましょう。 当日いきなり応募先から連絡が来て面接になることなんてさすがにあんまりありませんから、事前に行けないという電話連絡すらできなかったなんてことも現実的にあり得ないので、疑わしい目で見られて嫌味の一つも言われることは覚悟しましょう。 次回からは当日中に思い出したら、認定日当日の通常業務として開庁している間であれば大丈夫なはずですから、その日のうちに行ってください。 こう言ってる本人も寝坊して時間に遅れてドキドキしながら電話して聞いたら「今日中に来てもらえればいいですよ」と言われたことがあります。 まずいなと思っても正直に話しておくのが一番ではあります。そうしたら、何とかしてくれるかもしれないし。
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