解決済み
ゾーンパターンは、エスキースの基本となります。 各関連諸室ごとにゾーンをまとめ、各ゾーンを横断するような動線とならないように計画しますが、そのゾーンをどこに配置するかがエスキースの根幹になります。 課題条件には、たくさんの条件が与えられています。浴室は眺望の良い方角に設けるとか、駐車場はメイン道路に出入り口を設けるとか、レストランは近隣住民も利用可能にするとかといった条件のほかに設問にはなくてもメイン玄関と管理用出入口を分け、設備機械室は道路に面した位置に計画しメンテナンス性を考慮するとかというような条件をクリアできるように各ゾーンを1階に設けるか、上層階に計画するかを考えなければなりません。ゾーン分けではそこまで細かな条件を考慮していませんので、ゾーン分けを参考にエスキースを行う必要があるのです。 ゾーンパターンはエスキースに反映されますが、エスキースは階段位置やエレベーター位置、開口部の向き、出入口や避難経路も十分に考慮して行う必要があるので、ゾーンパターンの後にもっと詳細に解答図面とほぼ同じ図面を描くことになります。解答図面は、縮尺1/200ですが、エスキースは1/400で計画し、エスキースがまとまれば、後は、解答図面を書くだけです。 製図試験は6時間半ですが、時間配分の目安は以下の通りです。 ①課題条件を読み込む 30分 ②エスキース 1時間30分 ③記述 1時間 ④解答図面作成 3時間 ⑤見直し 30分 計 6時間30分 図面完成は、3時間以内が目安です。3時間で完成できるにはかなりの練習を重ね熟練の技術が必要です。もし、3時間半ほどかかってしまえば、見直し時間を削るか、エスキースの時間を極力短くして図面作成時間を確保する必要があります。もし、4時間以上図面作成にかかるようなら、まず、試験時間内に完成するのは厳しいと思います。 ソーンパターンは、あくまでエスキースに入る前の作業の一つにしか過ぎません。
エスキスの方法? 学生時代に学んだと思いますが、 基準階の外枠を決め、後は出題条件に合わせて、間取りを決めていく作業ですが・・・・。 昔の記憶を思い返せば 1.避難階段の位置を決める。 2.図書館であれば、メインとなるスペースは、日が差し込む南面に配置。 3.トイレ/倉庫等は、北面に配置。 4.廊下は、基準法に適した幅を確保する。 ・・・・・・。 なんてことを考慮しながら、各部屋がうまく納まるようパズルのような作業をすることですね。 製図試験を独学突破は難しいので、資格予備校に通うことをお勧めします。 最初は、時間内に図面を完成させるどころか、エスキスさえまとまらないと思います。 頑張って下さい。
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