解決済み
下記、全て個人手見解です。 希望とする回答になっているかどうかもわかりませんが、自分の行動のあと押しをするひとつの声としてのみ参考にしてください。 >この分野で院(修士課程)に行くメリット、デメリットを教えて下さい。 メリット:アカデミックとしての研究価値はあると思います。 また院で実際あるいは架空の企業を経営したり、存続させたり、潰したりの マネージメント・シュミレーションの講義がたっぷりとあるのであれば 有意義な研究を出来、良い経験になると思います。 また将来、MBAを取得するのであれば基礎知識となり得ます。 デメリット:経営工学そのものが漠然とした学問であり、経営工学を導入している企業を知りません。 よって、国内においては経営工学を直接に生かす職種はないものと思います。 海外ではMBAの範疇になるはずです。 世界に出て行く気があるのであれば海外留学も視野にいれるべきです。 日本の大学のレベルでは世界に通用しないと認識していた方が良いです。 >学ぶことがどの分野でどのようにどれぐらいニーズがあるのか。 >どのような仕事につけるのか。実際、学んだことを専門とする仕事につけるのかなどがわかりません。 経営工学はその職種範囲を良く知りませんが、品質管理(以下QCと略)はどの業界にも存在するので ニーズとしては沢山あります。 一般的には自動車、医薬品、医療機器、食品、電気・電子・半導体などの製造企業がポピュラーかと思います。 しかしその方法は業界、業種、企業によって千差万別です。 大学で学んだことは知識、手法として役に経つと想いますが実践として役立つかどうかは疑問です。 何故なら、どちらも机上の空論になりがちで、本当はどちらも体も動かす泥臭い部分があります。 また理論期的QCの手法を現場に取り入れている日本人企業の数はほんの一握りと考えた方がよいと思います。 個人的な結論を述べれば実際の企業に属して、かつ多くの企業のQCの手法や失敗を学んだ方が 実践的な知識・技能が身に付くしキャリアになるのではないかと思います。 経営工学もQCもある意味失敗の学問です。 失敗より打開策を見つけ論理的に解決策を構築してく技術です。 荒唐無稽と感じるかも知れませんが、理論に裏打ちされたQCを本当に学ぶには NASA又は関連の宇宙産業企業や軍需関連企業への就職をお薦めします。 NASAはシャトルの事故で一時よりは評価がガクンと落ちましたが安全管理や 信頼性保証、線形計画法(今は使いませんね!)も含めた総合的QCレベルは未だに世界随一です。 NASA派生のQC基準は沢山あります。 そうでなければイスラエルの軍需企業をお薦めします。 まず、宇宙産業は一つのプロジェクトが大規模であり、成功へ導く為の人材を含めた 予算管理、論理構築・システム管理は日本がなかなかまねのできない分野です。 軍需は日本人にはアレルギーがあるかと覆いますが、兵器が実戦で作動しなければ兵士は死ぬ、 そして国の存亡がかかっている訳ですから、開発・製造・性能・機能の維持管理という点では非常にシビアです 就職は日本企業を対象にお考えかと思いますが、 悲しいかな特に日本企業は表向きこそQCを重要視する発言をしていますが あくまでも利益が優先であり、QCはコストカットのツールとしてしか認識しない、認識されていないのが現実です。 QCの本質を日本人はまだまだ理解していません。 というより、QCを品質管理と翻訳したところから日本の悲劇が始まったと思います。 この辺りはイターネットなどで世界の実情をリサーチした上で担当教授と真剣に話してみてください。 大学で学んだことは直ぐには利用できないのがほとんどの場合であり、 あまり悩まずに自分の心に聞いてみて自然な方向に進んで行けばよいのではないですか? 海外に目を向けることを是非お勧めします。 まだまだこれからですから。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
経営(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る