IT業界の方向性の決め方 法学部卒で29歳女、派遣社員で携帯電話のｱﾌﾟﾘ等のテスト評価をしています。

Question

IT業界の方向性の決め方

法学部卒で29歳女、派遣社員で携帯電話のｱﾌﾟﾘ等のテスト評価をしています。
IT業界に入りたくてMCP,CCNA,LPICを取得…というｽｸｰﾙに通っていたのですがMCPを取得後入院し、期限も切れたので派遣でテスト・評価の仕事をして今に至ります。
最近はテスト設計もさせてもらっているのですが、文系無資格でJavaやLinuxを触って分からないとPGに頼るのに疲れてきました。
歳も歳なので、手に職をつけたいのですが、文系卒で30歳前の女が再びネットワークエンジニアを目指して使えるのでしょうか。
人それぞれでしょうけど…
文系で接客や英会話が得意なら通じる他のIT業界はありますか？
ただのフリーターと変わらない感じなので、女一人でも生きていける資格がほしいです。

Answer 1

私もIT業界にいます。
その立場でお答えさせて頂きます。

採用において資格で合否を判断するのはキャリアの浅い20代に限った話です。
30代になると、CCIEなど製品の仕切率が変わる資格、PMPなどの入札に必要な資格といった、企業にとって直接メリットのある資格でないと評価されません。
そういった意味では、お持ちの資格と派遣という立場のキャリアでは好条件は難しいかもしれません。

ただ、質問者様の接客と英会話が得意でらっしゃる点、現在はアプリのテスト評価をされている点を組み合わせると、それなりに活かせると思います。
海外のソフトウェアベンダーの日本支社で、日本市場へリリースするかどうかの評価、製品のローカライズ、海外エンジニアへのリクエストなどを行う仕事に向いてらっしゃるように感じました。

私が現在担当している海外のソフトウェアベンダーで、似たような方がいらっしゃいます。
もともと、マニュアルの翻訳で入社されたのでずが、本社および客先での英語力や人当たりの良さを評価され、現在は製品のサポート業務の主力として活躍されています。
（確か入社されたのは質問者様と同じく29歳でらっしゃったと思います。）

こういう仕事がゴロゴロ転がっているかというと、残念ながらそうでもないかと思います。
採用までの道のりも簡単ではないかもしれません。
ただ、今のお仕事をされながらアンテナを張り、積極的に応募して、英語力、接客力、テスト評価の能力をアピールされれば、可能性は十分にあると思います。
そして、こういったお仕事で２～３年実績を残せば、海外の製品を日本にリリースするという切り口のキャリアになり、IT業界を渡っていけるようになるはずです。

私の案がイマイチと思われる場合でも、資格よりもキャリアだという点には留意してください。