結論から言えば、「無いことはありませんが」…というレベルです。「保育所 無資格 求人」などで検索をかければ、「保育補助」という仕事が見つかるはずです。ほぼアルバイトで時給もそれほど高くはないけれど、実務経験は間違いなく得られます。 ただし、 ①質問の「2年以上」というのは、正確には「一日6時間以上×20日/月=2880時間以上」ですから、保育補助で条件に合う働き場所を探すとなると、かなり困難だろうと思います。 ②求人自体がそれほど多くありませんから、あなたが通える範囲で見つかるかどうかは不明です。 実務経験というのは、保育園や幼稚園だけではありません。その他の施設でも実務経験と見なされる場所はあります。一番分かりやすいのは、学童保育。たいていの学童保育クラブ(園)は実務経験の対象となるはずです。こちらの方が「無資格」でも働きやすいと思います。 ただ、こちらの場合、実務経験としてカウントされる2880時間を2年間でというのは難しいでしょうから、もう一つの条件「5年以上勤務し、総勤務時間数が7,200時間以上」という方を目安に頑張る方が現実的です。となると受験資格を得るために5年必要ということになりますよね。 以上を考えると、実を言えば無資格で「実務経験」を積むのはそれほど簡単なことではないことが分かると思います。しかもそれから、本番の国家試験に合格しなければならない。 仕事を昼間に持って、夜間の保育士養成専門学校などに通う方がよほど早いと思いますよ。こちらでしたら、3年で卒業と同時に資格が得られますから結局は近道です。
受験資格を得るのにまず時間がかかるし、受験して合格するのもなかなか大変ですので、ぜひ資格が欲しいということであれば、夜間の専門学校等に通うのが近道と思います。 昼間保育園等で保育補助の仕事で勤務し、夜間学校に通います。 専門学校で、昼間働ける園を紹介していただけたり、奨学金をもらえたりする制度があるところもありますから、調べてみると良いです。 たとえばこのような学校があります。 http://www.ishiyaku.ac.jp/gakka/kodomo/ 保育士の試験はしっかり効率よく勉強しないと簡単には合格しません。 保育の学校に通えば、卒業と同時に資格をもらえるのでおすすめしたいです。
☆保育士の資格を取得する方法は、大きく分けて2つあります。 ア)大学、短大、専門学校の保育系の学科に進学し、卒業する 大学、短大、専門学校(通信制大学・短大を含む)で、 厚生労働省が指定した保育士の科目を全て勉強し、 保育園や児童福祉施設での校外実習合計6週間全て行って来て、 大学、短大、専門学校を卒業すれば、 保育士国家試験の受験が免除となり、誰でも保育士資格を取得することが可能。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%87%E5%AE%9A%E4%BF%9D%E8%82%B2%E5%A3%AB%E9%A4%8A%E6%88%90%E6%96%BD%E8%A8%AD イ)保育士国家試験を受験し合格する ※合格率は、毎年8~15%くらいとかなりの難関。 →ですから、全科目、合格できるまで何年かかるかわかりません。 ※保育園や児童福祉施設での校外実習合計6週間は全て免除となります。 →ただし、筆記試験に「保育実習理論」という科目があり、 実習に行ったのと、ほぼ同等の内容の問題が出題されます。 ☆保育士国家試験には、 「高校卒業後、大学・短大・高専・2年制以上の専門学校に進学して卒業した者(学部・学科の制限は一切なし)」 「大学に2年以上通い、62単位以上を修得した者(学部・学科の制限は一切なし)」 「高校卒業後、児童福祉施設で2年以上+休みを除いて実際に働いた時間数が2880時間以上、という2条件両方を満たす者(※1)」 ・・・といった受験制限があり、 どれか1条件を満たしていないと受験できません。 ※「児童福祉施設で5年以上+休みを除いて実際に働いた時間数が7200時間以上、という2条件両方を満たす者(※1)」という条件は、 おもに、高校中退者や中卒者を対象とした、受験条件なので、 高卒のzxcy_zxcy_zxcyさんには、関係ありません。 ※ユーキャンなどの「保育士国家試験対策通信講座」や 東京アカデミーなどの「保育士国家試験対策講座(通学)」は、 <<<保育士国家試験の受験勉強をすることが目的の講座です>>> →そのため、すでに受験制限を満たしている方が対象です。 受験制限を満たしていない方が受講を希望しても、断られてしまい、 講座で勉強すること自体できません・・・。 →こういった講座の勉強を終えただけでは、 保育士資格の取得は不可能。 保育士国家試験の受験と合格が必要です。 毎年8月に、一次の筆記試験9科目(保育原理、教育原理、社会的養護、児童家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論)が実施され、 筆記試験9科目全て合格した人のみ、 10月の二次の実技試験3科目(ピアノ演奏、お絵かき、読み聞かせ)の受験が許可されます。 (※1)→しかし、児童福祉施設や保育園・学童保育の場合、 「職員募集!保育士資格、児童指導員任用資格、教員免許のどれかをお持ちの方を希望!」といった、 資格制限付きの正社員やアルバイト・パートの求人募集や、 「職員募集!子育て経験のある方(※)なら、資格はなくてもOKです!」 といった、保育助手・保育補助のアルバイト・パートの求人募集、 (※)既婚者・シングルマザー・シングルファーザーなど ・・・という求人が、出されることがほとんど、ですね。 →例えば、 子供さんが泣き止まないので、 お昼寝用の布団に、うつぶせに寝かせたら、泣き止んだので安心し、 かけ布団をかけ、そのまま放っておいたら、 肺や気管が圧迫された子供さんの呼吸が止まり、 気がついた時には、子供さんが息をしておらず、 大至急、救急車で病院に運んだが、すでに手遅れで、 正式に死亡が確認された。 ・・・といった、 無資格のパートさん・バイトさんの知識不足による死亡事故・事件が多発し、 親御さんが、 「昨日まで、元気に走り回っていた子が、 「今日お亡くなりになりました。大変ご愁傷様でございます」って言われても、 納得できません!!!」 ・・・と、 5千万円あるいは1億円の損害賠償を求める裁判を起こす、など、 大騒ぎとなったことがあります。 →ですから、今は、職員の採用が、すごく厳しくなっていますので、 「働きながら勉強して、保育士の資格を取る」というのは、 すごく厳しく難しい、と思われます。 →そもそも、「資格なし&子育て経験一切なし」で雇ってくれる場所は、 普通、まずない、です・・・。 ※例えば、 1日3時間で週3日の、保育助手・保育補助のアルバイト・パートだと、 2880時間以上という条件を満たすには、 80ヶ月(6年8ヶ月)の勤務が必要です。 →そのため、最悪の場合は、 「10年もかかっちゃって、もう30歳になっちゃったけど、 まだ資格とれてません(泣)」 ・・・といったことにもなりかねませんので、 私としては「無資格で勤務経験を積んで受験」という方法は、 オススメできません。
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