解決済み
裁判官になるのはどれくらい大変ですか 学歴や勉強量や運など、どれだけあれば可能性がありますか私は人と関わるのがあまり好きではなくて、裁判官は比較的孤立性が高そうでセンスを問われない文系職だと勝手に思ってるんですが、 仕事内容的に、どれだけ他者と人間的な(⇔機械的な)コミュニケーションをとる必要がありますか
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勉強量や運などは、表すのが難しいので数値などで示すことができるものでお答えします。 まず、裁判官になるには下記の関門を通る必要があります。 ☆法科大学院(修業3年)を修了または司法試験予備試験合格⇒司法試験合格⇒司法修習1年⇒司法修習生考試合格⇒判事補採用⇒裁判官 上記で法科大学院に入るのは定員割れの大学院もでていることから、それなりの勉強をすれば入れますが、法科大学院を経ないで司法試験を受ける資格ができる司法試験予備試験の合格率は3%~4%弱ですから超難関です。次の司法試験の合格率は、近年では25%~26%ですから、受験者4人で1人しか合格者がいないということになります。そして、司法試験に合格した者は、司法修習生として1年間修習を行ない司法修習生考試という試験に合格すれば法曹資格が与えられます。流石に司法修習生考試に不合格の者は数%程度と少ないですが、合格しただけでは判事補にはなれません。判事、検事は定員があるので、司法修習生考試で少なくとも上位20%の成績をとる必要があると言われています。受験者全員が司法試験合格者ですから、これまた難関です。つまり、司法試験に合格するだけでも大変なのに裁判官になるのは、そのうちでも優秀な成績な者しかなれないということです。 次に人との関わり合いですが、裁判官が孤立性が高いということはありません。裁判員裁判においては、特にそうです。素人である裁判員に法律のこと、裁判で提出された証拠の意味や証言の意味などを分かりやすく易しく説き聞かせ、裁判員の考えがおかしかったり、意見が分かれた時などは説き聞かせなければなりません。人とかかわるのが好きでなかったり、コミュニケーションが苦手では務まりません。
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