いくつかの工作器機で例をあげてみます。 1、旋盤 ・材料が加工中にふっ飛んで、当たる。 ・重量物をセット中に落下して、手や足に当たる。 ・軍手などをしていて、チャックに腕ごと巻き込まれる。 ・切りくずで切る(足などに絡まってざっくり切れることもあります) 2、マシニング、ボール盤、フライス盤 ・工具が折れて飛散する。 ・軍手などをしていて、回転中の工具に腕ごと巻き込まれる。 ・旋盤同様材料が落下する。 3、プレス、曲げ機 ・圧力をかけたとき、過負荷で材料が割れ、飛散し当たる。 ・設定ミスや、型の劣化で、型が割れる際に飛びちることがある。 ・加工中、手や指を挟む。 4、研削盤、グラインダー、サンダー、 ・砥石が割れたときに吹き飛んで、当たる。 ・刃物などを研ぐときに、手を切る。弾かれて、それが当たる。 ・研磨かすが目に入る。 5、溶接 通電による感電。 ・閃光による、視力低下、失明。 ・熱傷 ・粉じんや、蒸気による肺疾患。(グラインダーなどの研磨作業でも発生します) 事故が起こるのは、どの機械でも同じです。原因と、なる疾病、障害、けがが違うだけです。ただ、NCより汎用機のほうが、半自動のため同じ加工機でも危険率は高と思います。 基本的に機械は人間ができないこと、手でやるより簡単にできる、というのが機械です。使い方を誤れば、どの機械も凶器になります。
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