解決済み
最近海上自衛隊にもパイロットがいる事を知りました。 航空学生として資格をとる自衛官と、普通の自衛官は何が違うのですか? 自衛官は普段どのような仕事をされてるのですか? 大まかな質問ですが、何かご存知な方がいたら情報お願いしますm(__)m
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■自衛隊のパイロットになるには 自衛隊のパイロットは、陸、海、空いずれにも居ます。 航空自衛隊以外にもパイロットは必要です。 自衛隊のパイロットになるには、 1)航空学生として自衛隊にはいり、航空要員になる 2)防衛大学校・一般大学を卒業して自衛隊に入り、航空要員になる の2種類の道があります。 戦闘機の場合は、1)の出身者が多いですが、海上自衛隊の場合は、 2)の道からパイロットになる人は結構居ます。 ■自衛官の普段の仕事 自衛隊は、補給、医療、作戦、実行など、自己完結の組織なので、 いろいろな仕事があります。 航空要員の仕事の一つは飛行機を飛ばすことですが、その任務内容は戦闘機パイロットと 救難機のパイロットでは全然違います。 基地勤務やデスクワークの場合は、基本的に、月~金の勤務が中心です。 基地勤務の場合は、土日祝日は交代で出勤します。 回転翼のパイロットとして、艦載機(ヘリコプター)で着艦するとしばらくは 艦上の生活になります。 海上自衛隊の飛行機は洋上を長時間飛行する物が多く、航法や忍耐力に 長けた人が向いていると思います。P3Cで行う艦艇との共同訓練などでは、 1回のフライトが10時間くらいに及びます。 (飛行中にご飯が2回出ます。1回目はお弁当で、2回目は缶詰食など。)
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「航空学生たる自衛官」についてですが、採用試験の一部が一般の隊員採用試験と違っています。 2次試験の身体検査は「航空身体検査」と呼ばれるもので、通常の視力検査(遠視力)に加えて、視界の広さや深視力、近視力といった聞き慣れない視力検査が行われます(一般の隊員は遠視力のみです)。また、握力・肺活量・心電図がチェックされ、独自の身長制限がある他、心理適性検査や空間認識能力の検査も行われます。 海上自衛隊の航空学生採用試験はこの2次までですが、航空自衛隊の航空学生採用試験はさらに3次まで実施されます。 空自の3次試験では、実際に練習機で飛行してパイロットとしての操縦適性があるかどうか、医学的に苛酷な環境(急激な重力加速や気圧変化)に耐えられるかが徹底的にチェックされます。 「航空学生たる自衛官」は、一般の自衛官に対して一部の身体能力が高い自衛官と考えてください。 「自衛官の普段の仕事」ですか・・・。漠然としすぎた質問ですが、パイロットに限って言えば、飛行訓練、地上訓練、実任務です。 以下は海上自衛隊の場合ですが、飛行訓練は、不審船や潜水艦の監視・捜索・攻撃訓練(P-3C哨戒機、SH-60J/K哨戒ヘリ)、発着艦訓練(SH-60J/K哨戒ヘリ)等です。 地上訓練は、体力練成やフライトシミュレーター訓練、不時着時の脱出訓練等です。 実任務は、不審船舶等の監視(P-3C哨戒機)、救難活動(UH-60J救難ヘリ、US-1A救難飛行艇)、人員・貨物の輸送(YS-11輸送機)等です。 これらの他に、当然ながらデスクワークもしています。
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