解決済み
自衛隊航空学生(パイロット)と防衛大卒の航空自衛隊(パイロット)の違いは何ですか?防衛大がエリートなのですか?
18歳から訓練している、航空学生のが能力は上ですか?パイロットの割合は7:3で航空学生のが多いのですか?
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元航学生ですが、一般例として航空学生は高校卒業後大学同等程度(英語、物理などなど)および航空関連いろいろを座学で学びます。 防大コースは大学での学習が一部重複しますので、座学一部免除といったイメージでいいと思います。 エリートといえばエリートですが、みんなさほど気にしません。第一パイロットになる人はおおらかな性格の人が適性試験にパスできるようですから、エリート風ふかす人はまずいません。いたら総すかん食らうでしょうね。心の中ではわかりませんが。 その後回転翼か固定翼コースにわかれまして、実地訓練となるわけですが、実際の操縦訓練は航学も防大もほとんどいっしょです。なので「航空学生の方が18才から訓練してる」は誤りで最初の数年間は座学オンリーです。 座学とはお分かりと思いますが、教室で受ける授業です。 能力は現代も個人技量次第です。ゼロ戦のエース、坂井三郎は士官学校である海兵出身パイロットではなく兵隊上りのパイロットでした。生前、坂井氏とお話しする機会がありましたが、海兵出身パイロット、予備学生パイロットが上司につくわけですが上官に対しても「こぶしで教育した」なんておっしゃっていたのが印象的です。空の世界では実戦経験豊富な部下が上官を教育したんですね。 防大出身者は若干昇格が早いですが、結局ほとんど1佐で定年を迎えることが多いです。 数はやっぱり航学出身者が多いですね。 私は目に負傷があり、志半ばでリタイヤしましたが若い時に培われた精神だけは健在と、40歳後半で笑われるかもしれませんが、今は建築士にチャレンジしてるんですよ。sedrftgyhujnmnさんも興味があれば何事にもチャレンジしてみてはいかがですか。 決して自衛隊の回しものではありません。念のため。
なるほど:2
航空学生には航空自衛隊の航空学生と海上自衛隊の航空学生の二つがあります。航空自衛隊の航空学生は主に戦闘機パイロット、他に輸送機、ヘリコプターのパイロットを養成する機関です。海上自衛隊の航空学生は主にヘリコプターのパイロット、他に哨戒機などのパイロットを養成する機関です。 どちらも防衛大学校と同様に将来の幹部自衛官となります。ただ、防衛大学校との違いは同じ幹部でも防衛大学校出身の隊員よりも昇任が遅くなります。また、防衛大学校にもフライトコースと言って、航空学生と同様にパイロットになるためのコースがあり、とても人気があることや厳しい審査があるので大変難関なコースです。そこのコースと航空学生の違いは飛行時間が圧倒的に航空学生の方が長く、優秀なパイロットが多く、ブルーインパルスのメンバーにも選ばれています。 続いて、防衛大学校はフライトコースと言って陸海空すべてあります。 陸がヘリコプターのパイロット、 海はヘリコプターのパイロット、哨戒機などのパイロット、空が戦闘機パイロット、輸送機、ヘリコプターなどのパイロットを養成します。 防衛大学校は確かにエリートですが、パイロットに関しては、飛行時間が航空学生より短く、圧倒的に操縦の技術は人によりますが、航空学生より劣ると思います。 実際にブルーインパルスに選ばれているのは航空学生が殆どです。 パイロット以外に関しては、エリートだと思います。
なるほど:2
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