原子炉格納容器の底の部分のコンクリート上にメルトダウンした燃料とラック等が固まっていると言われています。 計算でも東電の発表でも、その後のカメラによる観測でも格納容器の底は抜けていない様です。 底が抜けたら建屋の破壊規模は今よりはるかに大きくなります。 チェルノブイリと同様のメカニズムでの破壊になります。 ただ、燃料を冷やしている水は壊れた格納容器や配管から漏れ出て、建屋からは染み出ているでしょう。 それが地下水を通って海に広がるというのが汚染ルートのひとつ。 もうひとつは事故時に拡散した汚染物質が流れ出るルートで、これは(モトは原子炉ですが)原発建屋や敷地よりはるかに広い範囲から出ているので、より厄介です。 原発建屋周辺以外からの汚染物質は、土ぼこりはもう心配しなくて良いでしょう。 こびりついている物はありますが、ホコリは拡散してしまっています。 鳥や魚は種類によりますが、そんなに広くは移動しません。 もちろん虫も。 回遊魚は種類がはっきりしているし、渡り鳥も渡りのルートは固定しています。 そもそも野鳥や飛ぶ虫を食べる習慣は日本にはほとんど無いので、この辺の心配は要りません。 海は汚染されていますが、魚はシビアに管理されています。 汚染魚が見つかったら風評被害では済みませんから。 という事で、現在は放射能汚染の心配は原子炉より飛び散った汚染物質由来のものを心配すべきだと思います。 と言っても、一度汚染された地域に住むとかでなければ心配不要なレベルにはなっているはずですが。
爆発した3基の原子炉ですが、1基はコンクリートを抜けていると考えられます。 しかし、今までは映画のチャイナシンドロームのように 地中を突き抜けていくと思われていたのがそうではないようです。(遅い) 今も汚染水は地下水脈から抜け流れています。 地下水位と放射線濃度を読めばそう結論付けられます。 汚染は続いています。 また、今現在も3基の破壊された原子炉から大気中に 放射性物質がまき散らされています。 この放射線量もべらぼうなもので大気汚染も継続されています。 これは東電HPで確認できます。 事故直後の建物や設備の破壊された瓦礫がどこへ行ったか? 核燃料と共に汚染された瓦礫・・・全て付近に埋められています。 ここからの汚染も続いています。 原発は冷温停止状態という小康を保っているだけで 実際は国は緊急事態宣言を出したままです。 3年たってもまだ「処理」は始まっていません。 残念です。 風評被害というのは国や自治体が発表する測定値に 信ぴょう性が無い事が原因で起こります。 ですから、被害を防ぐためには放射線濃度測定について透明性を出す事でしょう。 数値を国民に納得させる事が大切です。 そんな時に、0.23マイクロシーベルトが目標値の除染作業を 二倍の数値に引き上げるなんて報道がありました。 これがまた風評被害の元にもなります。 ※東海第二原発も当時制御不能になり、強制ベント(放射性物質含む排気処置)を 繰り返し行っていました。そのせいで茨城県から千葉県北西部~川崎市まで 高濃度汚染されています。公の報道は目立たないように出ていましたが これらも風評被害を産む元でしょうね。(報道は後日です、研削すれば今ならデータ出ます)
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