解決済み
まずどういった方面で活躍したいのかによって千差万別ですので、その質問の仕方では正確にお答えしようのないことは最初にお伝えしておきます。 フォトグラファーは意外と最初の1ステップはそれほど難しいものではなく、広告系のスタジオやレンタルスタジオなど今どこも深刻なアシスタント不足ですので、 昔は25歳を過ぎるとスタジオに入れないという風潮はありましたが、今は年齢についてはそこまで気にすることでもなくなりました。 面談の際に作品をまとめたブックの提出を求められるかもしれませんが、プロの持っているような仕事の経歴としてのブックでなくとも、 アシスタントの面談であれば、ストリートスナップとか、友人をモデルにしたポートレート程度でも可能です。まあ、あればいいといった程度ですので。 テレビのADということであれば、ノウハウは全く違いますのでそこまで考慮はされないでしょうが、一応一般の営業や事務より少しは有利になるかなといった程度の効力はあるかと思います。 さて、最初の一歩はそれほど難しくはないのですが、そこから実際にフォトグラファーとして仕事を受けるようになるまでが茨の道です。 社属のままカメラマンになるにしても、就職先によっては、AD時代には考えられなかったような吉◯家以下の時給で数年間耐え忍ぶことになるでしょうし、 大手や老舗であれば条件がいいというわけでもなく、実際私も、誰もが知っている有名企業の子会社で吉◯家以下の時給のところで経験を積みました。 仕事のきつさに関しては、テレビ業界で鍛えられたのでしたら、そこまでギャップのあるものではないのかもしれませんが、全く経験のない若者は次々と辞めていく程度の厳しさではあります。 会社を離れフリーランスになることを最終目標にしているのでしたら、話はもっとややこしくなります。 単に技術の習得だけでなく、生き残っていく方法を身につけねばなりませんから、必ずしも必須の経歴ではありませんがお師匠さんに数年ついてからのほうが無難です。 このお弟子さん期間は、つく人にもよりますが、吉◯家並の時給より更にずっとひどい待遇・想像を絶する過酷な勤務環境だったりする場合もあります。 晴れて独立してからも苦労は絶えず、実際リーマンショックにより多くの仲間が廃業に追い込まれ、一般企業の営業や派遣社員などで食いつないでいる状態です。 あと呉々もファッションや芸能人を撮ろうなんて夢は持たないことです。 地味〜なブツ撮りをコツコツ続けていたほうがずっと競合相手は少ないですし、時代によって飽きられるというリスクも減ります。 ただでさえ不安定な業界ですから、少しでも安定したほうへ舵を切りましょうね。
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