設計事務所からの見積依頼について

Question

設計事務所からの見積依頼についてうちの会社では改修工事などで行うちょっと特殊な工事を請け負ってます。
お客さんはゼネコンさん、サブコンさんや設備屋さんが多く、
個人の工事は請けていません。
前から設計事務所からの見積依頼が多く、
そのほとんどは行政や国のお仕事なんですが
うちは入札に参加することは無く、
当然設計事務所経由で仕事が来たことはありません。

最近、忙しい時期に設計事務所から見積依頼が来て
期日指定・メールＦＡＸだけでの一方的な依頼（電話は無し）
送り状やメールの失礼な文面に辟易しております。
原本を送るのにも郵送料がかかるので
断るか見積料金を取るかしようと思っています。

そこで質問ですが、同じような立場の方がいらっしゃいましたら
設計事務所への対応をどのようにしているのか是非教えてください
料金を取っている場合は、見積料金の相場がわからず困っておりますので
大体いくらでお出ししているかもお願いします

補足

皆様ご回答ありがとうございます
やっぱり見積を出す際に料金を取るような形は稀なんでしょうか？

ちなみにうちは小さな会社で請ける事の出来る仕事量が限られるため
行政からの直接依頼のお仕事はお断りしており
（単発業務なので雨天等日程が延期になることが多いので・・・）
民間のお仕事のみ請けております。
その為、行政や国のお仕事を請ける事はほとんどありません。

Answer 1

私は物品を取扱いしている商社の者ですが、
コンサルから同じように工事現場で使う規制材で何が何個必要だとかの話が来たので
事情を聞くと役所工事の設計価格を積算するために聞きたいといわれたので
断りました。

ウチにしか出来ないような有利な展開になるのであれば喜んで協力しますが、
自社の都合のためであったり、ウチにメリットが無いのでと
断った方が良いでしょう。

おまけに、取引がない所であれば
こちらから連絡しなくとも無視で良いと思いますよ。

イイ具合に利用されていると思ってください。

Answer 2

確かに、施工会社としては設計見積を出すのは大変面倒くさいことです。
設計事務所からの設計見積依頼がまったく仕事に関係しないなら、断ることもありだとは思います。

ただし、公共工事を設計するに当たっては必ず設計、設計書（設計事務所が行う見積）、見積比較表、数量調書、集計表、見積比較表など多くの資料をかき集める必要があります。
そうでなければ公共工事は生まれないのです。

あなたの会社で行う工事にも公共工事の類はありませんか？
あるのであればたとえ設計事務所から直の仕事でなかったとしても、めぐりめぐって仕事が来ている可能性もあります。
また、設計見積に協力してくれた会社は設計事務所によっては設計協力会社としてゼネコンに紹介してくれる場合もあります。もちろんおおっぴらにやるわけには行きませんが。

設計事務所にしても取れるか取れないか分からない物件の見積を依頼するのは大変心苦しいところですが
正直、協力してくれた会社にはそれなりに恩義を感じていますし、いつか恩返しをと思っているところも多いと思います。
私も設計見積を依頼した施工会社にはなるべくその後お金になりそうな物件をお願いすることにしています。

ただ、あなたが言うように依頼書もなし、御礼の電話もなし、ただＦＡＸやメールだけを送りつけるのは正直礼儀知らずで失礼だし、偉そうな設計事務所ですね。
そんな場合は私はお断りの電話を入れてします。

建築業界は設計会社、施工会社、発注者それぞれがいて初めて成り立つ業界です。
どちらが偉いのではなく、お互いに協力し合って行きたいと私は思います。

なんだか、設計者、施工者両方の立場から書いてしまいましたが
私自身が設計→施工→設計という仕事の流れを追ってきたので、どちらの気持ちも分かるのです。

Answer 3

文面、質問内容だけでは判断は難しいですが、公共工事である以上、設計事務所はあくまでも発注機関に工法を提案するだけです。しかも、似たような工法をいくつか選びだし、それらの調、短所、経済比較をするだけですから設計事務所経由で仕事がくるなんてことはまずありません。また、発注機関であっても「〇〇会社の〇〇工法を・・・」などと設計図書で指定できません。仕事を受注したゼネコンやサブコンが設計図書、内容からその特殊工事が施工できる会社を探し出してくるのです。
先の回答にもある通り、「ふざけんじゃねえや！」と考え無視を決め込むか、「設計に組み入れられる→受注会社から工事依頼がある→業績が伸びる」といった可能性にかけて今は面倒でも見積もりを出し続けるかを決めるのはあなたです。
最後になりますが、設計事務所の中にも丁寧な依頼、御礼、採用の可否報告までしてくるところもありますよ～～