専門学校に通わず美容師になると 言うことは不可能ですか？… 自分は高校中退です。 今掛け持ちバイトでぎりぎりの…

Question

専門学校に通わず美容師になると
言うことは不可能ですか？…

自分は高校中退です。
今掛け持ちバイトでぎりぎりの生活をしています。

高校にはもう入れないのでそこも含め
ご回答お願いします。

Answer 1

美容師になる為には美容師免許の取得が必要です。
美容師免許がなければシャンプー等も含む、お客様に触れる一切の業務が法律上行えず、掃除や片付けなどの雑用のみになるからです。
美容師免許を取得するためには厚生労働省が認可している美容師養成施設（美容専門学校）へ通い、卒業する事が条件となっています。

美容専門学校へ通う方法として主に３通りあります。

１、全日制（昼間）へ２年通学
２、昼間は働き、夜間コースへ２年通学
３、働きながら通信制の美容学校へ３年通学

先ず、１の全日制ですが、この方法が最も美容師になるポピュラーな道といえます。
２年間、国家試験の対策をするので国家試験の合格率も非常に高く、卒業時には美容師免許を手にしています。
デメリットとしては、学費が高額である事（２００万~３００万円くらい）です。
また、全日制は殆どが高卒以上を入学条件としています。中卒で入れる学校はない、と思っても差し支えはないでしょう。

２の夜間に関しては説明を省きます。
３の通信は中卒でも受け入れてくれる学校はありますが、数は少ないです。
入学条件として美容室に就業している事が条件である場合が殆どです。就業せずに入学する場合は（ほとんどないケースですが）授業数が大幅に増えます。（美容室従事者の場合は３００時間以上、非従事者は600時間以上）
費用が全日に比べ安く、６０万~１００万前後のようです。
しかし、現実としてデメリットが非常に大きく、本人の肉体的負担や精神的負担は大変なものです。
通っている３年間の間は無免許ですから、上記に挙げたようにお客様の身体に触れる施術は一切出来ず、雑用のみです。
実際はサロンでも黙認状態でシャンプー等の施術を行わせているようですが、保健所などにばれた際は違法行為として厳罰を受けます。最近は同僚やお客様からの密告という形で露呈してしまう事が多くあり、サロン側も通信生を積極的に雇う事はないようです。就職に関しては全日出身者よりも大変不利な状況です。

また、普段のサロンワークの練習以外にも国家試験対策を自分自身で計画を立ててやらなければなりません。
サロンワークの技術と国家試験の技術は全くの別物と考えて下さい。
毎日の長時間労働（美容師の労働条件はブラック企業よりも悪いです）の後に、サロンワークの練習をする。更に国家試験の勉強（学科も科目が多く大変です）、練習とやる事が非常にたくさんあります。
現実として、国家試験に関しては全日制出身者は殆ど合格できますが、通信生は合格率が非常に悪くなっており、厳しい状況です。

美容師全体で離職率が大変高くなっていますが（９割は美容師を辞めてしまいます）、その中でも特に通信生は殆どが続かずに美容師の道を諦めてしまいます。
辞めてしまう原因として、
・理想と現実のギャップが酷すぎる
・労働条件が劣悪
・給料が安い
・皮膚疾患による
などです。また、大変上下関係の厳しい業界ですから、先輩や上司に怒鳴られたりする事もしょっちゅうでしょうし、お客様からお叱りを受ける事もあるでしょう。お客様も若い話しやすい方ばかりではありません（むしろ少ない）
礼儀に大変厳しいVIP級の方もいらっしゃいます。そういった方はお辞儀の角度や言葉遣い、立ち居振る舞いなどに大変厳しく、教養や一般常識がなければ痛い目に会うでしょう。しかし、気に入られたら強い味方です。

通信ではこのような接客マナーなどは全く身に付きませんから、自身で本を読む、セミナーに参加するなどして自己啓発をしなければなりません。
例えば自分自身の事をお客様の前で「自分」や「僕」というのはマナー違反です。お客様の前では「私」というのが無難でしょう。細かい事ですが、こういった事を気にする方もいらっしゃいます。

話がそれてしまいましたが、美容師になる為には以上の方法があります。
絶対に高校には通わないのであれば、通信へ入学し、血反吐はくほどの努力をすれば何とかなる可能性は０でなないでしょう。
個人的な意見として、現在は美容師、美容室とも超飽和状態であり、競争が激しい状況です。
腕は良くて当たり前、それ以外にも先ほど述べた接客マナーなどの教養は絶対に必要です。最低でも高卒程度の常識がないと、お客様からクレームを頂いてしまう要因になりかねません。
社会は頑張った過程は一切評価されません。すべて結果です。途中の計算式が合っていても答えが間違っていれば、それは０点と同じなのです。
特に美容師は指名数、売上など結果を求められる業種ですから、日々の積み重ねが重要です。
また、美容師は練習にかかる費用も莫大です。
器具などはもちろんですが、カットウィッグの出費が非常に痛い。一体のウィッグでは３回くらいしかカット練習が出来ませんから、その都度買わなくてはいけません。私も何百体買ったかわかりません。

練習しなければ評価されず結果に結びつかない、しかし、練習すればするほどお金もかかる。こういった矛盾点を自分の中で納得し、自己投資できる姿勢も重要と言えます。

Answer 2

中卒”であれば、高等課程”のある美容学校に通う事が出来ます。

通信で高等課程というものが受講可能かどうかは、それぞれの学校によって違いがあるようです。
http://www.belle.ac.jp/nyugaku/bosyu02
こちらの学校は、通信でも中卒”で受験できるようです。

アルバイトなども、美容室でできれば技術を学びながら資格も取得可能ではないでしょうか！？

Answer 3

無理です。専門学校は２百万位かかるから大変ですよ。

Answer 4

wamazonzzさん

http://szmitt.com/category3/

通信でやるか、
高卒認定をとって専門学校に行くか、
どちらかのようですね。

通信の方はなかなか狭き門のようで、
美容従事者前提という事なので、

高卒認定をとって、専門学校に二年通うのが、
現実的な選択肢のようです。