デザインの仕事をしておりますが、もっとデザイン力をつけたいです。

Question

デザインの仕事をしておりますが、もっとデザイン力をつけたいです。今年30歳になる障害者です。中卒です。体のことずっと家にいましたが、病状が安定してきた23歳から１年ほど職業訓練校でDTP関連のことを学び、24歳の時にある印刷会社に入り、主にDTPを担当して、たまにデザインの仕事するといった感じで、６年ほどしておりました。同じ業務の同僚がいるわけでもなく、デザインもおおかた営業が判断し、ＯＫであればＯＫってな感じですので、直接クライアントからの声を聞くこともたまにしかなく、「井の中の蛙状態」でした。
このたび、諸事情により、退職して教育関係の広報部門に転職しました。業務内容はチラシやパンフレット、ポスターなどのデザインをしています。
周りがフリーでデザイナーをやられていた方、新聞社の元記者等、すごい方ばかりで、初めての案件で作ったものをかなりダメだしされてしまい、ショックでした。自分の考えが甘いのは理解しておりましたが、正直体のことも考えてやめようかとも考えましたが、このままでは挫折してはやめての「負の連鎖」を繰り返してしまうという気がここ大変強くなってきております。
将来のことも考えて、このままではいけないと思って自分を変えたいです。
30歳、つくづく気づくのが遅かったと、後悔してますが、後悔しても仕方ない！これからこのままでいくよりは、デザイン力をもっと高め、自分の将来にも繋げたいと決心しました。

そこで質問ですが、デザイン力をつけるにあたって、何からしていけばいいのかがわかりません。
どんなことをしていけばよいかアドバイスをお願いします。
現在、自分なりに考えて実行しようとおもっているのは、

①とにかく街や行った場所で見つけて気に入った、気になった印刷物を取ってきてスクラップブックにしてみる。
②良いと思ったデザインをイラストレータで模写する（デッサンはできません）
③また【見て感じる】事も心がけて、興味をもち、なぜこの色使い、配置、写真加工なのか等見たものを徹底的に検証する。

といったことです。

本当にゼロからスタートという気持ちでやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。

Answer 1

前向きな考えの方ですね。
身体との折り合いをつけながら頑張って行ってくださいね。

少々の無理はしないとやっていけませんが
無理をしすぎると、元も子もない状態となりますから
まずは、健康管理は何よりも重要ですよ。

デザイン力は、
デザイナーであれば誰もがつけたいと思っています。
それは、新人・ベテランは関係ないですね。

だけど、私は、この仕事に就いて今年で18年ですが
正直、どうすればデザイン力がつくかは分かりません。

ただ、日々、「もっと良いものを作りたい！」
と思い続けて仕事をしています。

美術館へ行ったり、街角の広告物をチェックしたりというのは、
「あえて」やっているというよりは
趣味から発展して定着した生活スタイルという感じで実行していますよ。
「実行」という表現を使ったけど
それほど、大仰に意識してやってるわけではなく
本当に、コンビニに行くような日常の感覚です。

模写的なことや、考察的なことは、
探究心からやることも、よくあるけど
やはり「勉強のために」という観念はありません。
気になるから、やってみたいから、そうしているだけです。

だから、デザインの事、
仕事のために自主的に何かをするのは嫌ではないです。

「嫌」と思うようなことは、やっても、たぶん身に付きません。
精神論を語るつもりはないですが、
日常、ごく普通の生活を楽しんで充実させ
周りのものをよく観察するようにするクセをつければ
「デザイン力をつける」ための、
さらにその前の準備はできるのではないかと思いますよ。

著名な某グラフィックデザイナーさんは
「半径3mの美学」と言う発言をされています。
制作のヒントは、ごく身近な場所にも充分にあるということです。
それに気づけるかどうかは
洞察力や社会性なども大いに影響してくるでしょうね。

だからまずは、「デザイン」というカテゴリーに固執しすぎず
日々、あらゆることを学び、
複眼的な視点を持つということを意識してみてはいかがでしょう？

おそらく、質問者さんの欲しい答えではないでしょうけど
ご参考までにコメントさせてもらいました。

お互い、頑張りましょうね！