独学で今年7月にBATIC Sub1&2同時合格（Accounting Manager Level）は可能でしょうか。 …

Question

独学で今年7月にBATIC Sub1&2同時合格（Accounting Manager Level）は可能でしょうか。

日商簿記2級に、独学4回目にして、昨年11月に合格した者です。
昨年3月末に退職し、それから勉強に本腰を入れましたが6月試験には不合格でした。退職前の2月と11月にも受験しましたが、全く勉強せずとりあえず受験したもので、簿記には2回目の挑戦で合格したと考えております。ちなみに合格点は86点でした。

また、外国語系大学を卒業し、アメリカへ語学ではない交換留学をした経験があります。昨年5月のTOEICのスコアは915でした（初めての900超え）。

現在就職活動中で、経理職を希望しています。アルバイトなどは退職してから一切しておりません。

前述の能力と環境で、独学で、平日5時間で7月のBATIC Accounting Manager Level のスコアを獲得できる可能性はどのくらいでしょうか。

TAC のSub1とSub2 のテキストと過去問だけで目標スコアを狙おうかと思っています。DVD通信でも勉強したいのですが、事情により無しでの勉強法を検討しています。

就職が決まった場合は考慮せず、上記条件の場合でお答えいただければと思います。

Answer 1

個人的には、可能性は「それなりにある」としか答えられません。
毎日5時間も勉強していれば、量的には大丈夫なはずですけれど、確かなことは何も言えません。
それと、2014年度のBATIC Subject2は、今までと内容が変わる部分が多くなりそうです。
3月に新しい公式テキスト・問題集が発売予定です。

ところで、以前も経理職を務めていたのなら以下は余談になりますが、経理職は全くの未経験で、それで中途採用を狙っているということでしょうか?
だとしたら、BATICでAccounting Manager Levelを持っていても無理だと思います。
無駄だとは言いませんが、公認会計士(USでもJPでも)の勉強をした方が良いのでは?

中途採用で求められている経理職は、連結財務諸表の決算業務に慣れているとか、事業規模が大きい製造系企業で管理会計をやっていたとか、それくらいのクラスの人材です。
それ以下ならば、派遣にいくらでも代わりがいますから。

そして、BATICが役に立つ条件が限られているのも問題です。
BATICは米国式の決算書を日本式に読み変える、作り替える、IFRSでの処理に替えるという内容がメインですが、結局、その知識・能力が活きるのは、海外に子会社や工場を持っている事業規模の大きい企業であり、「連結財務諸表の決算業務」と「大規模企業での実務経験」の壁が立ちはだかるわけです。