国家公務員Ⅱ種、裁判所事務官、司法書士試験

Question

国家公務員Ⅱ種、裁判所事務官、司法書士試験どれが一番難しいですか?また、受験準備の期間はどのくらい必要ですか?

Answer 1

一番難しいのは司法書士。２～３年で受かれば優秀な方。

裁判所事務官は、司法試験崩れが受けるのでかなり競争が厳しい。でも、問題のレベルは高くない。

国Ⅱは、公務員試験の中でも一番標準的な試験。１年もあれば十分。

Answer 2

裁判所事務官にもⅠ種・Ⅱ種・Ⅲ種がありますので、これを分けて考えると、この中で難しいのは裁判所事務官Ⅰ種か司法書士になるでしょう。

この２つを比較するのは難しいですね。

事務官Ⅰ種は、裁判所の行政的な事務を行っていく素養があるかをみる試験です。
論文試験が5問ほど出題されますが、これらは、どちらかと言えばですが基本的な問題です。
受験資格は、年齢制限のみで特にありませんが、大方が大卒予定者か大卒者です。

司法書士は、主に登記専門家としての素養があるかをみる試験です。
論文試験はありませんが、登記申請書作成の問題が2問出題されます。これは、法律の応用力がなければ解答できません。基本的な問題ではなく、イレギュラー的な問題です。
受験資格はありませんが、試験内容からみて、簡単な気持ちで受ける方は少ないでしょう。
合格レベルに達するまでには、一般的には１日５時間で２年から５年はかかるといったところでしょうか。