アメリカで看護師になることは、日本で看護師になることに比べ、費用は高いですか？

Question

アメリカで看護師になることは、日本で看護師になることに比べ、費用は高いですか？

Answer 1

基本的に高いです。
アメリカにはCertified nurse assistant (CNA)になるためには2年コミュニティカレッジと言う短大を出て試験を受けなければなりません。名前の通り日本で言う准看護士です。
Registered nurse (RN)と言う上位の資格もあり、これには４年制の大学（学位取得の要あり）を出て試験に通る必要があります。日本で言う看護師がこれに当たります。アメリカでは大卒者の給与が跳ね上がる傾向にあり、上記准看護士の年収が300万円以下程度なのに対し、この看護師資格を持っていると650万円程度になるようです。学力的に難しいのですがどうせ狙うならこちらだと思います。
そして、Nurse practitioner (NP)に至っては修士課程まで出る必要があり6年間大学に行く必要があります。給与面でのメリットは少ない一方で医師に出来なくてNPにしか出来ない内容があるようで重宝される資格なのだと思われます。多分病院がRNから選抜してNPの資格を取らせることが多いのだと思います。

いずれの学校も私立であれば600万ぐらいします。アメリカの大学は高いというのは有名な話ですが、看護師の大学も同様です。2年で1200万円、4年で2400万円、6年なら3600万円です。
しかし、住んでいる州内の指定の学校なら50から100万円ぐらいで行くことも可能なようです。また、その際に仕事等もさせられるようですが魅力的な内容です。これなら日本でかかる費用と同程度かむしろ安いと言えますが、条件面での制約は大きいようです。

追記
もう1人の回答者がご指摘されたように、日本人であればこの州内の・・・の部分はほぼ関係ありません、基本的に生まれた州と中学高校を生活した州のどちらかと言う形になります。米国籍を持っていなくても（米国で生まれていなくても）18歳の地点で10年ぐらいアメリカで生活していれば可能なのですが日本から18になって取りに行っても高い600万円の学費を払わなければなりません。
一応アメリカで生まれたがほとんどの期間を日本で過ごしたとか、アメリカで3年とか5年とか滞在したことある程度の人では対象になりません。

Answer 2

ほぼ先の回答者様のおっしゃる通りなのですが。
ちょっとだけ補足を。
州立大学であっても、あなたが「日本国籍」しかもっていないなら、学費はかなり高額です。
年間300万くらいはみておかないと足りなくなります。
州立大がお安いのは、「アメリカ国籍所有者」のみです。
先の回答者様がおっしゃる年間50~100万程度の学費で勤務しながら、という制度も、外国人留学生には該当しません。
基本、外国人には「学位はとってもいいけれど、卒業したらちゃんと国に帰ってね」というスタンスです。
かつ、米国の看護師免許は日本では使えないので、帰国したら看護師資格は取り直しです。
日本の私大で4年間過ごすより、信じられないほどお高くつくと思います。