簿記３級、仕分けの問題です。

Question

簿記３級、仕分けの問題です。現在の実際有高が帳簿より\20,000不足していたので、現金過不足勘定で処理していたが、原因を調査したところ、発送運賃の支払額\15,000、交通費の支払額\10,000 および手数料の受取額\9,000が記入漏れであった。
なお、残額は原因不明のため、雑益として処理することにした。

わたしの頭の中のイメージでは、

★処理済★（借）現金過不足 20,000 （貸）現金 20,000

①（借）発送費 15000 (貸）？
②（借）交通費 10000 (貸）？
③（借）？ (貸）受取手数料 9,000

①と②は現金過不足で相殺し、残りは雑損で処理すると理解できるのですが、③をどうすればいいのかわかりません。

どなたか、解説よろしくお願いします！！ 初心者です。わかりやすい御説明だと助かります（泣）！

Answer 1

問題文の

「実際有高が帳簿より\20,000不足していたので、現金過不足勘定で処理していたが」

の部分は

借方）現金過不足 20,000 貸方）現金 20,000

でこれは質問者様のお考え通り処理済みです。

原因判明した時の処理ですが調査をした結果

①発送運賃の支払額\15,000の記帳漏れ
②交通費の支払額\10,000の記帳漏れ
③手数料の受取額\9,000の記帳漏れ

が判明しました。
原因が判明した分は現金過不足勘定から適切な勘定へ振り替えてあげます。

①発送運賃の支払額\15,000の記帳漏れ
借方）発送費 15,000 貸方）現金過不足 15,000

※発送費は支払運賃となっているかもしれません。

②交通費の支払額\10,000の記帳漏れ
借方）交通費 10,000 貸方）現金過不足 10,000

③手数料の受取額\9,000の記帳漏れ
借方）現金過不足 9,000 貸方）受取手数料 9,000

④：①~③の処理をした時点で現金過不足勘定のＴフォームを作成してみると残高が借方に4,000生じていることがわかると思います。
これは調査しても原因が判明しなかった分ですから現金過不足勘定から雑損（雑支出、雑損失）勘定へ振り替える処理をします。

借方）雑損 4,000 貸方）現金過不足 4,000

①~④の処理を

借方）発送費 15,000 貸方）現金過不足 20,000
借方）交通費 10,000 貸方）受取手数料 9,000
借方）雑損 4,000

のような感じでまとめてもいいでしょう。

現金過不足勘定のＴフォームを書いてそれぞれの時点で残高がどう動いているのかを意識して解いたほうがいいと思います。

Answer 2

≫現在の実際有高が帳簿より\20,000
≫不足していたので、現金過不足勘定で
≫処理していたが、
現金過不足20,000/現金20,000

≫発送運賃の支払額\15,000、
≫交通費の支払額\10,000 および
≫手数料の受取額\9,000が
≫記入漏れであった。
発送費15,000/過不足15,000
交通費10,000/過不足10,000
過不足9,000/手数料9,000

≫なお、残額は原因不明のため、
≫雑益として処理することにした。
雑損じゃないっすか？
雑損4,000/過不足4,000

問題文か、書き写しの不備かどっちかでしょうが、3どーすれば？って他の方の見ても一緒でしょう。
混乱しそーな気がしますが、1、2は過不足勘定あるから、または相殺できる範囲の額だから過不足勘定を使っていいとか思ってるなら、処理済みのところの過不足勘定はどっから来るんですか？
処理済みの仕訳の前段階では過不足勘定は貸借ともにゼロでしょ。

過不足勘定なんか、トータルで消えてればいいんすよ。

Answer 3

③の相手勘定も現金過不足です。
それらの残額4000が雑益になります。

そもそも雑損で処理するという指示がないのなら雑損処理行いません。適正な勘定で処理をしたという文であれば、どちらの可能性もあり得るのですが、雑益で処理をしたと言い切っているから雑益勘定が出てこない計算は誤りとなります。

現金過不足勘定は費用でも収益でもありません。原因を調査している間とりあえず処理をする一時的な勘定であるから質問者さんの頭の中には費用として計上したから収益時には使わないという先入観的なものがあるのではないでしょうか？

訂正
雑損であってます。失礼しました。
ですが、問題文に雑益で処理したと書いてあることが不思議です。